20161214hnb

■英検セミナーの原則と徹底方法               

   

「英検セミナーの原則」は「英検セミナー理念 We are you.」を実行するための方向性を示す
 ものです。

・くり返し徹底するために全クルーは各種の仕組みで引用や説明やコメントをします。


●ミスは勲章である。01

新しいことに挑戦すればミスはかならず起こる。

ミスは新しいことに挑戦していることを証明する勲章である。

●ミスは大騒ぎしてすぐ直す。02

ミスは勲章である。多くの人々にすぐ大騒ぎして見せびらかし、

知恵を集めてすぐ直す。

●ミス者は偉大な教師である。03

ミス者は大騒ぎしてミスを知らせるから、

組織は次から同じミスを繰り返さない。

ミス者は組織全体の力量を向上させる偉大な教師である。

●適材適所論は偏食者を作る。04

時代の変化は人の都合を待ってくれない。人は変わり続けるために、

自分の嫌いな仕事にも挑戦しなければならない。

適材適所論は、好き嫌いのはげしいハンバーガーしか食べれない、

ひ弱な偏食者を作る。

●報告は悪いことからスグする。05

組織はスグ報告されればスグ手を打ち、ミスを回復する時間ができる。

遅くなると手を打つ時間がないから、より大きなミスになる。

遅いミス報告は自分だけをかばう公私混同である。

よい報告は後からゆっくりでよい。

●報告の価値は正しさよりスピードである。06

不確実な情報を早く報告する。

正しさが判明してからの遅い報告は最悪である。

その不確実な情報を継続して報告する中で、確実性が増してくる。

●ウソ報告は犯罪である。07

ウソ報告と不確実な報告は全く別のものである。

ウソ報告は、ウソとわかりながらの報告で、組織を死に至らしめる。

報告の遅い者は自分をかばうために、小さなウソ報告を積み重ね、

ついには大きなウソ報告を作る犯罪者となる。

●1円の落し物計上は100万円の価値がある。08

1円の落し物は、スグ小口口座に入金し、経理処理する。

ポケットに入れるなどの私物化は絶対禁止です。

税務調査員はここを見る。1円の正確計上により、税務署には我が社の

理念の実行をはっきりと理解してもらう。

設立以来、我が社はWe are you理念にもとづき、不正は一切なく

今後も絶対ありません。

社会の信頼が高まり、1円の正確計上は100万円の価値がある。

●税金は必ず納める。09

We are youの理念にもとづき、税金は必ず納める。

日本が他国より安全安心で倫理観も高いのは

比較的正しく納税されているからです。

国税(所得税)も地方税も特別徴収で法にもとづき、

お給料から引き会社が必ず納める。

この日本の美風は守り続けなければならない。

●「できない」は禁句である。10

会社は新しいことに挑戦していく。「できない」と思えば、

それ以上考えないから本当にできない。

「できる」と思えば、考えつづけるからやがてできる。

しかし、本当の力量の差は、できるかできないかの

<可能性のレベル>のさらに上の、

「やる」か「やらない」かの<実行力のレベル>で決まる。

「できる」か「できない」かの低いレベルで留まってはいけない。

●発展するためには仕事のやり方を変革する。11

今までと同じ仕事のやり方の延長線上に発展はない。

同じ方法ではただ、忙しくてやがて疲れるだけである。

仕事のやり方を異なる方法に変革して、効率化カンタン化しなければ

本当の解決はない。

新しい方法を発見するには本気で勉強しなければならない。

勉強嫌いの人は新しい方法を発見できない敗北者となる。

●仕事より勉強が優先する。12

仕事は段取りを上手にすれば取り返すことができる。

勉強会はその時を逃すと二度と来ない。

勉強を続け新しい方法を学び、仕事のやり方を

効率化カンタン化するのが本当の仕事である。

●シンプル イズ ベスト。13

すべてを単純化するのがベストである。

ある方がいい書類は作らない。やる方がいい仕事はしない。

書式の形式も文字種類もシンプルにする。

複雑化するのは簡単だが、単純化するのは困難である。

この場合はあの場合はなどの例外を上げ複雑に考える人は

本質を見抜き例外を許さない単純に考える人になるように

力量を高めなければならない。

●ローテーション イズ ベスト。14

人に仕事をつけるのではなく、仕事に人をつける。

仕事をシンプルにすれば、交代でその仕事をすることができる。

人は仕事を変わることで多くのミスと経験を積み、潜在能力を発揮

することができる。無意識のうちに自己規制している「できない」の壁を

打ちやぶることができる。組織もローテーションで活性化する。

●猫に魚をあげない。猫に魚の捕り方を教える。15

猫に魚をあげつづければ、魚をもらえなくなった猫は死んでしまう。

猫に魚の捕り方を教えれば、猫は自分で生きていける。

これが教育の本質です。

生徒や部下にただ知識を与えるのではなく、知識を得る方法を教える。

これが本当の教育です。

●しつっこく粘り強く決して諦めない。16

人は保守的です。変化を嫌います。

教師や上司はこのような人を変化させる仕事です。

しつっこく粘り強く決して諦めないのが仕事です。

人は一度立ち上がっても、また寝てしまいます。

くり返しくり返し実行できるまで、リードしなければなりません。

●大きなことより小さなことが大切です。17

英文ではピリオドがなくても、3単のSを落としてもまちがいです。

請求は1円多くても1円少なくてもまちがいです。

大きなことは小さなことの積み重ねです。

小さなことを緻密に素早く実行することが大切です。

●ピンチはチャンス。18

ピンチになればやり方も発想も変えなければならない。

無意識の自己規制も変えなければ脱出できない。

ピンチを経験すればするほど精神力は格段に強くなる。「火事場の馬鹿力」も

「窮鼠、猫を噛む」も「背水の陣をひく」もピンチの時の強さを表す。

ピンチをより多く経験した者だけがピンチをチャンスに変えることができる。

ピンチを避ける弱い者はいつまでも成功経験を積むことができない。

●セクハラは絶対禁止です。19

食事やデートなどのしつような誘い、身体への不必要な接触、

ヌードポスターの掲示、変な冗談やからかい、女性だけに

お茶くみをさせること、男性教師が女生徒に誤解されるような

対応をすること・・・・。これらはすべてセクハラです。

セクハラはWe are you理念に反し、絶対禁止です。

●敬語は悪い言葉である。20

敬語は人と人の間に壁をつくる。人と人を遠ざける。

相手が誰であろうとフランクに率直に普通の言葉を使う。

周りの環境により、あの場合はこの場合はなどと

言葉使いでも例外をつくってはならない。

●「申し訳ありません」は禁句である。21

悪いことをしないのに謝ることはしない。

悪いことをしたら必ず謝る。口癖で謝る人は

会社に莫大な賠償責任を発生させる人になる。

●すべての行動は決めることから始まります。22

まず決めて行動しながら、また新しい局面で決めなおして進みます。

決めなければ行動することはできません。

●7回決めなおせば成功できる。23

まず行動し、新局面で1回目の決め直しをすれば、成功の確率が50%です。

さらにスグ行動し2回目の決め直しでは成功の確率が75%、

3回目で87.5%、4回目で93.8%、5回目で96・9%、

6回目で98.4%、7回目で99.2%だから、もうすぐ成功です。

早く行動し、早く7回決め直しするのが成功法則です。

●「たられば人間」になるな!24

「あの人が助けてくれたら」や「時間があれば」などの言葉を使う人を

「たられば人間」といいます。

今の仕事のできない理由を仮定(たら)や条件(れば)をつけて、

言い訳する人です。

言い訳は「いいわけ」ありません。 

できない理由を考える人は「たられば人間」です。

できる理由を考える人は「たられば人間」ではありません。

●変化できるものだけが生き残る。25

この世に生き残る生物は、最も強いものか?そうではない。

最も頭のいいものか?そうではない。

それは変化に対応できる生物だ。

                       ダーウィン「進化論」

●変えられる環境と変えられない環境。26

環境には二種類あります。変えられる環境と変えられない環境です。

変えられる環境には強い信念で自己に合うように環境を変えていく

努力をします。

身の回りのほとんどは、この変えられる環境です。

しかし、21世紀のIT時代は変えられない環境です。

激流に反してさか上る人より、激流を利用してさか下る人が成功します。

どうしようもない環境ならば、自己を環境に合うように変化させなければ

生き残れません。

●教育は強制しなければならない。27

会社の成長は人の成長なくしてはありえない。

人の成長は教育なくしてはありえない。

教育は強制しなければならない。

自発的に勉強する人は10人に1人しかいない。

●人は信用する。人の仕事は信用しない。 28
人は信用する。

本来、人は高まろう良くなろうとして、生まれて来たからです。
しかし、人の仕事は信用しない。

環境の制約を打ち破る信念が弱くて実行できないことがあるからです。

●仕組みで解決する。情熱と努力では解決しない。29

問題が発生したら発生しない仕組みを作る。

「頑張ります」や「毎回チェックします」などでは解決できない。

情熱と努力は長続きしないからです。

リーダーズの仕事は簡単な仕組みをまず作ることです。

その仕組みを7回作り直せば、問題は解決します。

●権限委譲できる上司がいい上司。30

仕組みを作り、部下に権限を委譲すれば、

上司は次の仕組みを考える時間ができる。

次の仕組みができれば、さらに権限委譲できるから、

上司はさらに楽になる。部下は権限委譲で仕事を覚えるから、早く成長する。

早く成長するから、早く次の権限を委譲できる。

仕事や情報を一人で握る上司はいつも忙しく、

やがて仕事に嫌気がさしてくる。

●例外を作らない。例外は百害になる。 31
シンプルな仕組みを作ったら、例外は作らない。

この場合はあの場合はなどの例外は仕組みを有名無実にしてしまう。

例外を作らざるをえないようになったら、スグ仕組みを変えてしまう。

例外は仕組みを破壊するから、百害になってしまう。

●最新日付を正とする。 32

「万物は流転する」から、仕組みも変化します。

「かっては○○だったのに・・」は通用しません。

変化を常態として、受け入れないと生き残れません。

仕組みは常に変化するから、最新日付を正とする。

公私混同は禁止です。33

生徒や保護者の方はクルーの個人的なことを知りたがります。

年齢・出身地・居住地区・学歴・経歴・家族構成・連絡先などです。

これらは「私」の部分でプライバシーですから、外部に教えるのは禁止です。

同僚クルーの「私」の部分も当然に教えません。

我々クルー内部と生徒や保護者の方の外部の間には

絶対に越えてはならない一線があります。

常に峻然と区別して、公私混同しないように言動します。

●どんな仕組みにも75%は反対する。

   しかし、仕組みは無いより有るほうがよい。34

仕組みは自由放任の対極にあるので、

どんな仕組みにも75%の反対はつきものです。

しかし、まず決めて、それから7回変えれば定着します。

仕組みが無いより不完全な仕組みでも有るほうがよい。

●ホウレンソウが組織を強くする。35
報告・連絡・相談・打合の短縮形が報ホウレン・相です。

立ち話などの打合も入ります。

ホウレンソウは生命体の神経とおなじで、組織の神経です。

組織は常に環境変化に対応してすばやく変化しますから、

「今まで○○だったから」は通用しません。

ホウレンソウで再確認を早く繰り返さないと「変化落ちこぼれ」になります。

ホウレンソウをすればするほど組織は強くなります。

ホウレンソウをしない原因を「相手は忙しいと思ったから・・」、自体が

ホウレンソウ不足です。

忙しいかどうかは確認してからわかることです。

「○○だと思った」からではなく

「○○だと確認した」にしなければなりません。

●「○○だと思った」は禁句です。36

組織は明確な目標へ全力疾走する船です。

船長の指示にしたがい、乗組員全員がホウレンソウを

早く繰り返しながら、荒波を乗り越えて進まなければなりません。

乗組員のひとりでも「私は○○だと思った」で行動しては

船は難破します。

●上司は部下のことはわからない。37

上司は収入が多い分、それだけ多忙です。

自分で仕事を創りだし、実行しています。

部下の詳細はわかりません。

上司は自分のことをわかってくれてると思うのは部下の甘えです。

以心伝心は変化の早い時代では通用しません。

ホウレンソウを早く繰り返し、コミュニケーションを高めないと、

上司は部下のことはわかりません。

●不正防止のため、現金はあつかいません。
38
入金も出金も現金ではなく、銀行経由です。

外部からの月謝などは自動引落か振込みで本部指定の口座に

入金されます。内部への経費は小口口座から支払者の口座に振込みます。

買い物する人は領収書または社内用請求書を経理に提出して、

小口口座から自分の「経費受取口座」に振込みしてもらいます。

事前の概算請求払いもおなじです。

不正防止のため、現金はあつかいません。

●働かない会社とは取引しない。39

「楽して儲ける」のは経済原則に反します。

詐欺のようなことは長続きしません。

働かないで高給料の会社はいずれ潰れます。

社員は労働意欲もなく仕事のノウハウもなく、路上の人となります。

そんな会社と取引すれば値段が高く、アフターサービスも悪く、

我々が不利を被ります。

しっかり働く真面目な会社と取引しなければなりません。

●ドミノは手前から倒します。40

新しいお客様の獲得はクチコミしかありません。

現在や過去のお客様の紹介・近隣の方々・何らかの形で

知っている方々をターゲットにします。

身近な人々を獲得できないで、知らない人々を獲得することはできません。

ネットになればなるほど、「ネットクチコミ」が重要です。

クチコミの増大は顧客満足度を高める以外に方法はありません。

ドミノは手前から倒します。

●仕事はなんでもありの総合格闘技。41

どの業界にも必ずライバルがいます。

仕事は一定のルールさえ守れば、精神力・知力・体力・技術力の

全てを使って相手を倒す、なんでもありの総合格闘技です。

お客様はこの仕事に大きなお金を払います。

仕事を通して強くなり、生き甲斐を見つけ、自己実現し、収入も得ます。

テレビの格闘技などより、自らの仕事の方がずっとエキサイティングです。

●去年の私と今年の私は別人です。42

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

人、またかくの如し。」は方丈記の有名な冒頭分です。

『河の水はいつも流れていて元の水ではない。人も同じ人ではない』

のような意味です。

毎日の食事と呼吸で、人体を構成する元素は一年も経てば

すっかり入れ変わります。

まったくの別人です。むかしの人は成長するにつれて名前も変えてきました。

人の周りの環境もまた変わります。この世は変化するのが常態です。

「私はこのような人間です。私の考えはこうです。」は単なる思い込みです。

変化するのが不安なので、勝手に自己を小さな枠に閉じ込めて安心を

買っているだけです。物心両面で変化しなければ生き残れません。

●コインには両面がある。43

コインには表面と裏面があるように、

全てのものにはプラス面とマイナス面があります。

右から見てプラス面でも、左から見るとマイナス面に変わります。

新しいことを思いついた時はプラス面しか見えていません。

一瞬そこで立止り、マイナス面を発見しなければなりません。

他人はマイナス面発見の天才です。

始めの思いつきにマイナス面を加えて修正し、それから行動します。

一瞬立止り、両面思考すればミスを未然に防ぐことができます。

●ONE FOR ALL.  ALL FOR ONE.44
「一人はみんなのために。みんなは一人のために。」という意味です。

個人と全体は同じレベルにあります。

どちらが高いとか低いということはありません。

個人は全体に奉仕し、全体は個人に奉仕します。

個人と全体の利益は一致します。

個人と全体の個性や独自性は

相互の利益になるように発揮しなければなりません。

相互の利益になればプラスの個性や独自性で、ならなければマイナスです。

プラスかマイナスかの判定は

原点の動機が全体にとって善か悪かによって判断できます。

●動機、善なりや。45
すべての判断は個人がします。

同じ判断でも、動機が善か悪かでまったく異なる結果になります。

判断して行動して壁につきあたったら、そこで立止り「動機、善なりや。」と

原点に立ち返ります。

善の動機は全体の利益の増大で、最大多数の最大幸福の実現です。

悪の動機なら、プライドや立場という個人的な思い込みを捨て去り、

中止しなければなりません。それは必ず失敗するからです。

●3:4:3の法則。下の3を上げる。 46
人には得意な面と不得意な面があります。

10人いれば、3:4:3の比率になります。

机上整理・日報記入・雑巾の使い方・教え方等すべてに当てはまります。

上司は多忙ですから、部下の全ての面を管理することはできません。

その人の下の3の面だけを管理し、押し上げる教育をします。

下の3の人達が上がれば、中の4も、上の3の人達も自動的に上がり、

より強い組織になります。

各種の仕組みの下位者が更新担当になるのは、

下の3を自動的に上げる仕組みです。

寄付金も下位者を上げる仕組みです。

●「時間がない」は禁句です。47
財産や容姿は出生によって人には不公平に与えられます。

時間だけはどの人にも1日24時間公平に与えられます。

同じ1時間でもその密度を2倍濃くすれば、2時間分使えます。

「時間がない」と言い訳する人は、努力が少なく時間の密度が薄い人です。

自分の外の環境にできない理由を見つけられないときに、

時間を理由にします。

時間は反論しないからです。

時間は全員に公平にあります。

「時間がない」は努力を放棄する卑怯な言い訳です。

●「失敗は成功のもと」は間違いです。48
ミスは必ずあります。ミスをマイナス面から見れば失敗となり、

プラス面から見れば成功となります。ミスは勲章です。

スグ行動し、早くミスをし、スグ改善を7回繰り返せば、99%成功します。

ミスを失敗と見れば「失敗は大失敗のもと」となります。

ミスを成功と見れば「成功は大成功のもと」となります。

「失敗は成功のもと」は間違いです。

●価値観共有でストレスは直ります。49
人が二人以上いれば組織をつくります。

軟らかい組織から硬い組織まであります。

趣味サークル・友達関係・クラブ・学校・家族・会社・軍隊などの

すべてが組織です。

どの組織にも固有の価値観がありますから、

個人の価値観との対立がストレスを生みます。

軟らかい組織なら離れれば直ります。

しかし、硬い組織なら個人の価値観を組織と共有しなければ直りません。

「私の考えはこうです」の人は素直さがないので、

どの組織に行ってもストレスが溜まります。転職を繰り返す人になります。

価値観を変化できる人だけがストレスをなくすることができます。

●自分から相手を好きになる。 50
結果には必ず原因があります。相手の喜怒哀楽は自分の喜怒哀楽が

原因です。「孤独だ、友達がいない」は自分がその原因を作っています。

まず始めに自分から相手に挨拶し好きになってしまえば、

相手も好きになってくれます。

自分が笑えば相手も笑います。自分が心を開けば相手も心を開きます。

相手は自分の写し鏡です。

面談も電話もメール文もすべて同じです。

相手を好きになれない人は、無人島に行くしかありません。
 

●小異を捨て、大同に着く。51
細胞内のミトコンドリアの研究で、現代人はわずか7人の母親から

生まれてきたとわかってきました。もとをただせば、みんな同胞です。

「わたしはこうで、あなたはああだから、○○が異なります。」などの

小異を強調するのは、人類祖先への冒涜です。

小さな人間が組織を作って巨大なマンモスを倒してきたように、

小異を捨て大同に着かなければ人類は生き残れません。

●やる気になるな。本気になれ。52
やる気は組織にうながされ、その価値観を共有する意識です。

「わかりました。やります」のレベルです。

本気は組織の価値観を本心から共有する意識です。

「 このようにやってくれ」と、組織のメンバーに強制できるレベルです。

人は保守的です。人は変化を嫌います。

「やる気」程度で人は動きません。

信念をもった「本気」にならなければ組織を動かすことはできません。

●「ゴマすり」はいいことです。53
古来、ゴマは薬でした。ゴマを摺って食べやすいように粉にして、

感謝の気持ちをこめて大切な人に差しあげました。

みんながこの「ゴマすり」をしあえば価値観の共有がすすみ、

楽しい組織になります。

サンクスメールはIT時代の「ゴマすり」です。

みんなでいいところを見つけて、感謝の気持ちを形で表す仕組みです。

●人を変えるにはミスをさせる。54

ミスをすると人は素直になれる。感謝できる人になれる。

次にミスをしないように変わる努力をします。

ミスをして落ち込むのは暇な人です。

多忙な人はミスをいつまでも悩む時間はありません。

落ち込んだら、スグ次の仕事にとりかかれば直ります。

ミスをさせるためには、ミスをしてから教えることです。

ミスをする前に教えると、ひ弱な変化できない人を作ってしまいます。

●DO→CHECK→PLANが正しい。55

どんなに良い計画でも、必ずマイナス面があります。

実行してみなければ改善できません。まず動く(DO)、

そしてチエックして(CHECK)、計画を立て(PLAN)、また動く(DO)。

これを早く繰り返すのが成功の早道です。変化の早い時代では、

計画に時間をかけるPLAN→DO→CHECKは間違いです。

●口が一つで耳が二つの理由。56

部下の報告のときは、上司は自分が話すことの二倍聞くためです。

したがって、部下は上司の二倍は話せるように

多くの情報を持たなければなりません。

         

●二人の石工。 57

二人の石工が大きな石をレンガ大の大きさに切っていました。

「なぜ、やっているのか?」と聞くと、一人は

「家族を養うためとはいえ、毎日こんな石ばかり切らされて・・」

と不平たらたらでした。

ところが、もう一人は

「おらが切っている石はこの町の大聖堂の壁になるんだ。

ありがたいことだ」と目を輝かせて話しました。

同じ仕事でも心構えで違ってきます。

     

●「面接ですか?」は禁句です。58

人は保守的です。人は頭では解っていても、変化を嫌います。

生徒・保護者も同じです。偶然に「面接」と聞くだけで、

先生が変わると感じ、不安になります。

いつ生徒・保護者が聞きつけるかわかりません。

応募者には「面接にきました」とは言わないように事前連絡します。

クルーも当然のこととして、「面接ですか?」は禁句です。

「お約束ですか?」で代用します。

お客様を不安にさせないことも、大切なサービスです。

●クレームは大成長の大チャンス。59
クレーム者は時間と頭脳を使って、至らない所を無料で教えてくれる

素晴らしい先生です。

堂々としたクレーム対応で大きく成長することができます。

「上司が・・」と逃げる人はせっかくの大チャンスを失います。

クレーム対応責任者は自分が責任者であることを明言し、

この大チャンスを逃さないようにしなければなりません。

一言でも逃げれば、クレーム者の信頼を失い相手にされません。

どうしても判断に迷う時は「時間を貸してください」として、

上司の判断を仰ぎます。

●月単位から週単位で不変と変化を明確にする。 60
月単位で変わるものは、経理のみ。ほとんどのものは週単位で変わります。

週単位で行事を固定化すれば、ワンパターン化できます。

ワンパターン化は芸術です。

A週B週C週D週を1サイクルとし、1年を13サイクルとします。

太陰暦と同じです。
        

●トランプと週単位の原理。61
トランプはハート・スペード・ダイヤ・クローバーの4種類の

カードが13枚づつあります。

これは4つの週が年13サイクルあるのと同じ原理です。

4×13=52

この52にラッキー7をかけると364となります。

52×7=364

1年の365日にするために、トランプではジョーカーの1枚を加えています。

364+1=365

●親切。62
親と縁が切れても生きていけるようにしてあげることです。

猫かわいがりすることではありません。自立性を高めるように使います。

間違った親切は大きなお世話です。

   

●ダブルキャスト イズ ベスト。63
一つの仕事を二人で担当することです。

二人でも寄れば文殊の知恵が出ます。

不測の事態に対応できます。組織が強くなります。

●余計な仕事は作らない。64

暇があると仕事を作ってしまう人がいます。暇なときは何もしないで、

寝てるほうがいいのです。

余計な仕事をつくることが組織にとって命取りになります。

上司に「手が空きました」とスグ報告する人が仕事ができる人です。

上司は何も仕事がなければ、寝てるように指示します。

●優先順位の決め方。65
仕事は優先順位を決めて、着実にコツコツ行います。

優先順位が分からない時は上司に聞きます。

普通は@締切順A新しく頼まれた順となります。

古く頼まれたものは、今までやっていなくても問題は無かったので、

優先順位は下がります。

●二足歩行する。一本足のカカシは倒れる。66
一つの仕事しかできない人は、時代が変われば

仕事のできない人になってしまいます。

安定させるためには、二つの仕事をできるようにしなければなりません。

教務と事務・校舎業務とネット業務・アナログとデジタルなどを

同時に行うことで変化に対応します。

20世紀の流れ作業大量生産時代では

「一つの仕事だけに精通」が有効でした。

価値観の多様化に対応した21世紀のトータル少量多品種生産時代では

「二つの仕事に精通」 しなければなりません。

      

●サインは最後にする。 67
電話工事・パソコン設定工事・コピー機工事などは会社の誰かが

サインをしてしまったらお金を請求されます。

会社は支払う義務が生じます。

工事業者は自分が確認したと言って、早くサインをもらおうとします。

しかし、リーダーズはすべての設定を自分の責任で確認します。

ミスのないことを完全に確認してから、サインは最後にします。

●人の動かし方。 68

やってみせ
言って聞かせて
させてみて
ほめてやらねば
人は動かじ
                                    山本五十六(海軍元帥)

●カーネギーの墓碑銘  69
ここに自分より賢い人々を
周囲に集める術を知っていた
一人の人間が横たわる
                                    カーネギー(米の鉄鋼王)


カーネギーホールで知られているアメリカの有名な鉄鋼王の

有名な墓碑銘です。

一人の人間の才能には限界があります。

しかし、自分にはない才能をもつ人々を周囲に集めることで限界を

越えることができます。

人脈を広げて、すぐ相談できる人々を多く持つのも才能です。


●メール件名は懸命に考えます。 70
電話の時代から、メールの時代になりました。

メールの数が飛躍的に増えてきましたから、メール件名が大切です。

件名を見たけで内容が解るように、つけます。

その内容の結論を件名とします。

詳細や理由などは本文の最後のほうに回します。

件名はメールの中心です。件名は懸命に考えます。

●お役所言葉やお役所文は禁止です。 71

わが社は純粋な民間のサービス企業です。

お客様に直接、接しています。

お客様の立場になって、解りやすく説明する責任があります。

お役所のような難しい言い回しやバカ丁寧な表現は禁止です。

難しい内容でも、やわらかくフランクに表現できるように力量を

高めなければなりません。

会話でも文書でもメール文でも、すべてが同じ原則です。

●いつかいつかと思うなら今。 72
古来より、「思い立ったら吉日」と言います。

いつかやりたい、そのうちやらなければ、・・は永遠にやれません。

アイデアが浮かんだら、「今」コインの両面思考をします。

それからは、「今」 実行し、「今」ミスの発見をし、「今」改善します。

「今、今、」と繰り返せば、仕事の総量が高まり、社会貢献が増えます。

上司は部下に対しては、「スグやれ!今やれ!」が正しい指示です。

期限は最小にします。部下は仕事の速度と密度が高まり、

仕事のできる人になり、社会貢献が増えます。

 

●メールは電話と同じです。すばやく連絡します。 73
電話は相方向なのですぐに連絡がつきます。メールは一方通行なので、

すばやく連絡するようにして、マイナス面を補わなければなりません。

メールした方は相手が読んだか不安になるので、すぐに結論のでないことなら

取り急ぎ受け取ったことを第一報してしまいます。


●サラ金は禁止です。会社が無利子で貸します。 74
サラ金の利子は非常に高いものです。

以前には、サラ金地獄に落ちて、会社のお金を使い込みした人もいました。 

会社に友人などを装って電話がかかってきます。

何度もかかってくると、仕事が手に付かなくなります。

会社は無利子で貸します。個人的に申し出てください。

「君子危うきに近よらず」です。サラ金カードはすぐ捨ててください。


●ネット授業では「みなさん」は禁句です。 75

パソコンはパーソナルです。携帯と同じです。

パソコンを使うネット授業では、相手はひとりでパソコンやタブレットの前に

座っている前提で言動します。だから、ひとりの反対語の「みなさん」は禁句です。

ひとりに話しかけるようにします。意識を変えないと生き残れません。

●いい人になるな。いい仕事をする人になれ。 76

人は動物の一種です。食べなければ死んでしまいます。

巣から出て食べ物を家族に運んでこなければ

家族は飢え死にしてしまいます。

いい人になるのではなく、いい仕事をする人になって成果を出さなければ、

動物としての義務を果たせません。

●衣食足って礼節をしる。 77

礼節の前提は衣食が足りていることです。

他人から後ろ指をさされないように堂々たる人生を生きるためには、

経済的に安定していることが前提です。

衣食が足らなければ、礼節もありません。

   

●即断即行   78
即断とは、判断に迷ったら今判断してしまうこと。

即行とは、行動に迷ったらいま行動してしまうこと。

仕事にはミスがつきものです。即断即行してはやくミスを発見して、

はやくミスを改善しなければなりません。即断即行は仕事のできない人に

共通する優柔不断の反対の原則です。

   

●石橋はたたいて渡るな。 79
土橋や木橋は安全確認のため、たたいて渡る。

安全と解っている石橋をたたいてから渡るのは、

優柔不断で仕事のできない人。

スピードを上げ、はやく多くミスをして、経験を積むようにする。

●北風になるな、太陽になれ。
80
イソップ童話に北風と太陽の話があります。

上司や教師が部下や生徒の旅人のオーバーを脱がせるには

太陽にならなければなりません。

北風のように地位や権威を振りかざす人に旅人は従いません。

明るい太陽となって人間関係を高め、旅人が自分から

オーバーを脱ぐようにします。

●座席ローテーションイズベスト 81
よどんだ水にはボーフラが沸きます。座席も同じです。

生徒もクルーも座席ローテーションする仕組みにします。
      

●「学ぶ」の語源は「まねぶ」です。82
新しい仕事についた人が最初におかすミスは

独自性を発揮しようとすることです。そして、注意されると

「私の場合は・・」や「この場合は・・」と言い訳します。

組織は継続していますから、新しい独自性は混乱を招きます。

まず、まねをします。「学ぶ」の語源は「まねぶ」です。

まねをできる人が学習能力の高い人です。始めにまねをし、

それから三回改善すれば「いい独自性」になります。
     

●クレームはすぐ報告する。83
伝わってこないクレームが会社を殺します。

会社はクレームが大好きです。

クレーム報告者はプラス評価の対象です。

報告しない者はマイナス評価の対象です。

クレームは全員にしらせ、ことを大きくして会社財産とします。

●クレームは責任者の評価アップのチャンスです。84
クレーム報告を受けた責任者は最優先で対応します。

お客様は当事者よりも上の人の言葉を待っています。

傷ついた心を癒してくれるのを待っているのです。

クレームは誠心誠意に対応します。


●去年と同じことをすると間違う。 85
時代は急速に変わっています。去年と同じことをすると間違います。

各種の文書・いろいろな仕組みなどを

変えなければなりません。

去年と同じことをすると間違います。

●改善点はすぐ実際の文章で記録する。86
各種の文書・いろいろな仕組みなどを変えると、一週間

でマイナス面か゛現れます。すぐにその文書に赤い文字で、メモではなく

実際の文章で訂正します。次回はこれを見ながら改善を積み重ねます。


●人を叱るときはあれこれ考えない。87
人を叱るときは、あれこれ考えてはならない。

この人はあとでどれだけ傷つくだろうか、などと思っては、

逆恨みされる叱り方になる。

ただ、本人のためを思って、真に打てばいいのだ。

真実で打たれて、だめになる人間は、もともとそれまでの人物だ。

さっさと離れればいい。
                                                                           松下幸之助

             

●報連相打は上から下にするものです88
上の者は組織にとって大切な情報をたくさん持っています。

報連相打しながら、下の者に情報を流します。

情報は水と同じで、上から下に流れます。

情報を流さない上司は自然の摂理に反します。

報連相打は上から下にするものです。

●自分が悪いと思えば改善できる。 89
時代は急速に変化しています。

改善しなければ、組織は死んで しまいます。

改善できる人は自分が悪いと思える人です。

自分が原因だから、必死に直そうとします。

改善できない人は外に原因を求める人です。

自分が原因ではないから、直そうとはしません。

改善の種は空から降ってきません。

自分から探し出すのです。

「求めよ。さらば与えられん。」です。

●3案考える。 90
時代はますます速く変化しています。

会社も変化しなければ取り残されます。

去年までの仕組みがすぐ陳腐化します。

去年と同じことをすると間違えます。間違えないためには3案考えます。

2案はすぐ思いつきます。3案目は発想の転換が必要です。

古来より、「3度目の正直」や「3人寄れば文殊の知恵」と言われています。

頭をやわらかくして、無意識の前提を捨てることでいい案が浮かびます。

どんな仕事でも考えながらしなければなりません。

●過去をすべて肯定する。 91
過去は終わってしまったことです。

終わってしまったことを変えることはできません。

クヨクヨ考えるのは無駄です。「覆水盆にかえらず」です。

過去のミスはその時の条件がそうさせたものと

すべて肯定してしまいます。

現在と未来は過去とは条件が異なるので、

そのミスをしないようにします。

終わってしまった過去をすべて肯定してしまうと、

精神的に気楽になります。

未来への活力が増します。

●明日やることは今日してしまう 。 92
締切から逆算して仕事をするとミスが出ます。

必ず予想外の仕事が入ってきますから、

手抜き仕事になります。

仕事は前倒しで、明日やることは今日します。

締切を今日と思えばできてしまいます。

ミスがあっても回復する時間があります。

「仕事は今すぐやる」が正しい方法です。

      

●上司は作業をしない。仕事をする。 93
作業は部下がすることです。仕事は上司がすることです。

時給の高い上司が時給の安い作業をしてはいけません。

そんな非合理なことをしたら組織は潰れます。

上司は次の作業を考え、部下が効率的にできるよう段取りします。

古来より「段取り八分は成功」です。

明日・来月・来年のことを準備するのが上司の仕事です。

●上司の仕事はキセルの連続です。 94
キセルは煙草を吸う道具です。始めと終わりは金属で中間部分は竹です。

時給の高い上司は価値ある始めと終わりだけを担当します。

中間部分の竹は時給の安い部下に担当させます。

上司は一本目のキセルの竹部分を部下に引き継いだら、すぐ二本目のキセルの

始めを担当します。次に三本目・四本目のキセルの始めと連続します。

一本目の竹部分が終わったころは価値ある終わり部分を担当します。

次に二本目の終わり、三本目・四本目の終わりを担当します。

「終わりよければ、すべて良し」です。

●上司は豹変します。 95
古来より「君子豹変す」と言われています。

上司は部下に指示を出した後も改善を考え続けます。

よい方法があれば豹変してすぐ変更します。

指示そのものを豹変して変更することもあります。

最後のつめ段階でミスに気付いて豹変することもあります。

部下はせっかくここまでやったのにとかならず不平を言います。

しかし、傷口は小さなうちに直さなければなりません。

本当の理由を説明します。豹変できない上司、部下を説得できない上司、

ウソ理由をいう上司は失格です。

●転石苔(こけ)を生ぜず。96
転がる石に苔は生えません。転がらない石に苔は生えます。

我社は英語教育を石の中心点として、事業領域を転がしていきます。

事業領域が変わりますから、
現在の仕事内容や人の地位は仮のものにすぎません。

固定観念や変なブライドを捨てないと変化できません。

●バランス感覚を磨く  97
季節に夏と冬があるように、一日に昼と夜があるように、

自然の摂理はバランスの上になりたっています。人間社会でも同じです。

勝ちと負け、成功と失敗、苦と楽、温情と冷酷、褒めることと叱ること・・・。

上司はこのようなバランス感覚を磨くことが重要です。

このバランスの収支をゼロにするようにしなければ、部下は動きません。

「人はパソのみにて生きるにあらず」ですから、

物質的側面でバランスがとれないときは

精神的側面でバランスをとるようにします。

●病は気から   98
古来より、「病は気から」と言われ続けています。

精神的な病が肉体的な病に発展します。

上司は例えわずかでも後ろ向きの考えをしたり、消極的な姿勢を見せたとき、

部下はそれを敏感に感じ取り動かなくなってしまいます。

上司は体調が悪いときでも、I am fine.と言い続けるのが仕事です。

気を張って仕事に没頭すれば、病は自然治癒します。

●感性を高める 99
IT化が急速に進んでいます。これからの人は「知能の優秀さ」では生き残る

ことはできません。「感性の豊かさ」が生き残りの鍵になります。

感性を高めて早く気付き、速く行動するようにします。感性を高めるには、

人より多く苦労し、人と喜怒哀楽を共有し、多様な情報を積極的に集める

努力が必要です。常にアンテナを四方に張り、時代の変化を読み取るように

しなければなりません。自分の殻の中に閉じこもる「英語馬鹿」や

「パソコン馬鹿」にならないようにします。

●公私のケジメをつける 100
会社には仕事以上に大切なことはありません。会社はプロの集団です。

プロである限りは、職場では真剣勝負でなければなりません。

この原則をはっきりさせなければ、何もかもがいい加減になってしまいます。

会社では公私のケジメをしっかりつけなければなりません。

●苦労こそ財産 101
他人より多く苦労すれば、それだけ有形無形の財産を築くことができます。

情熱・熱意・執念を持続すれば、不可能を可能にすることができます。

多く苦労すれば、この自信と信念を得ることができます。

この自信と信念こそが苦労の対価としての最大の財産となります。

物としての有形の財産は奪われることがあります。しかし、心の中にある

無形の財産は何者にも奪われることはありません。

●自分のポストは自分で決めることができる 102
会社は成長すれば、新入社員を迎えられる。平社員は上のポストにつくことが

できる。課長は部下の係長を課長に育てることができれば、自分は部長になる

ことができる。すべては会社を成長させればできる。「会社はオレの実力を

わかっていない」とグチをこぼすより、業績をあげ部下を育てることに

専念するようにします。

●書き順ミスは社会
人失格
103
書き順ミスは誰も指摘してくれません。

ただ、黙ってその人を最低に評価するだけです。

無意識の評価ですから、本人も相手も気付きません。

上司は部下の書き順ミスをすぐ指摘しなければなりません。

本人はすぐ書き順の本を買い、必死に直さなければ社会人失格になります。

上司は毎日、小テストをして部下を普通の社会人になるよう指導しなければ

なりません。箸の持ち方も同じです。

●仕事を趣味にする 104

人間は動物です。動物は食べ続けなければなりません。

人間は仕事し続けなければなりません。

この仕事を食べるための義務と思うとストレスが貯まります。いやいや

働くから成果も上がりません。反対に、この仕事を趣味と思うと明るく楽しく

面白くできます。成果も上がります。

どうせ働かなければならないのなら、仕事を趣味にしてしまう方が

楽しい人生を過ごせます。

●「できる」と信じた時に「半分できている」 105
物事を実現するか、しないかは、それをやろうとした人が「できる」と

信じた時に半分できています。「できる」と信じれば、次は実現するための

情報を集め、計画をたて、着実に実行するだけです。障害の半分はすでに

クリアーしていますから、上司はその信念を部下と共有して

実行するだけです。

●上司が変われば部下も変わる 106
「部下が使えない」と上司は言います。これは上司が力量不足だからです。

部下に問題があるなら、上司は何百回でも教育しなければりません。

使えるようになるまで、執念を持って接し続けなければなりません。

上司が部下を変えれるように変われば、部下も変わります。

●力量のある上司は能力より愛情 107
一流の能力があっても愛情が三流なら業績を上げる上司にはなれません。

部下が困難に直面している時は相談にのり、手を差し伸べなければ

なりません。大きな問題が発生した時は、部下の先頭に立って徹夜してでも

解決しなければなりません。言い訳・責任回避・自己保身・部下の

手柄横取りの自己中心上司に部下はついてきません。

厳しく指導しても根底に大きな愛情がある上司に部下はついてきます。

●上司は話しかけと聞き上手になる 108
上司の大切な仕事は部下の掌握です。現場の生きた情報は

部下から上がってはきません。報告・連絡・相談・打合は

上司が部下にするものです。上司はいつも部下に話しかけて本当の

生きた現場情報を集めなければなりません。

部下が話しかけてきたら聞き上手にならなければなりません。

上司は力量を高め、部下から話しかけられやすい雰囲気を作らなければ

なりません。「言わなくてもわかっているだろう」は上司失格です。

●上司の「辞める」は無責任109
上司の「辞める」には2種類あります。政治家やプロスポーツの監督など、

もう一回が許されない人の「辞める」と仕事でミスした上司の「辞める」です。

後者の「辞める」は、やりかけた仕事を途中で放り投げる無責任極まりない行為です。

部下に大きな迷惑をかけます。仕事にはミスはつきものです。新しいことに挑戦すればするほど

ミスは増えます。ミスは勲章です。ミスを反省し、別の方法で再挑戦を

7回繰り返せば必ず成功します。ミスは必ず解決策を一緒に連れて

きます。上司の責任のとり方はミスの解決策を発見することです。

●範囲を絞って1番になる 110
2番が1番の次というの考えは間違いです。日本で1番高い山の

富士山は皆なが知っていても、2番の山は知りません。これからの

淘汰の時代では2番以下の会社は生き残れません。1番になるためには

「ランチェスター戦略のなかの弱者の戦略」で戦います。マーケットを小さく

絞り込み、その小さい範囲のなかで1番になります。経営資源の

人・物・金・情報をその範囲だけに集中的に注ぎ込めば、必ず1番に

なります。これは我が社の創業以来の基本的戦略です。


●時間がない時ほど慎重に
111
時間がない時の仕事はミスをしたら回復する時間がない時です。

慎重にミスしないようにしなければなりません。時間がある時の仕事は

ミスしても回復する時間のある時です。

時間のない時のために、効率的な新しい方法を試すことができます。

●権限委譲と責任委譲は別物です 112
上司は部下に「権限委譲」しなければなりません。

しかし、「権限委譲」と「責任委譲」はまったく別物です。

責任はあくまで上司にありますから、部下には報告を

義務づけなければなりません。部下は悪いことから直ぐに

報告しなければなりません。上司は部下の報告を常にチェックし、

指示の修正を素早く繰り返します。

「任せた」は直接仕事を進めていくことを任せたのであって、

結果責任を任せることはできません。

良い上司はその仕事が成功すれば部下の手柄とし、

失敗すれば上司の責任とします。

●火事はボヤのうちに消す 113
報告は悪いことを直ぐに報告します。

火事でもボヤのうちに消化すれば直ぐに消すことができます。

火が回り始めてからでは、打つ手が限られてしまいます。

何が悪いことか迷うなら、迷わずに報告してしまいます。

直ぐ報告すれば責任は問われません。

直ぐ報告しなければ責任が問われます。

何が悪いことか分かる感性とスピード報告力を磨かないと

仕事のできない人になってしまいます。

●ガツンと叱って後は忘れる 114
上司は部下のミスを叱らなければなりません。

叱れない上司は失格です。叱るときは、始めにガツンと叱り

後は忘れてしまいます。うじうじ叱ると後に残ります。

チームワークが乱れます。叱られた本人は素直に反省してしまいます。

叱る方も叱られる方もスカッとそこでケジメをつけて、

後に残らないようにします。

●広く情報を集める 115
上司は直ぐに判断しなければなりません。判断するためには

情報を多くもっていなければなりません。好き嫌いしないで、

世の中にある情報を一度は受け入れてみることが大切です。

毎朝の新聞、チラシ、駅と電車内の広告、各種の週刊誌、

棚にあるスポーツ新聞、漫画、メルマガ、テレビ番組、各種の音楽など

貪欲になれば幾らでも無料で情報を集めることができます。

情報感度の高い上司は判断も早くアイデアも豊富な良い上司です。

●人は麦踏みと同じ要領で育てます 116
力量不足の上司は、自信のついた部下を誉めて甘やかし

チャレンジ精神を奪って成長できなくします。自信のない部下を

踏みつけてますます自信を失わせて成長できなくします。

力量のある上司はこの逆です。自信のついた部下を踏みつけ、

新しいテーマにチャレンジさせ更に別の可能性を引き出します。

自信のない部下には良いところを見つけて誉め自信をつけさせます。

部下がしっかりと根を張り始めてから、踏みつけさらにたくましい根を

張るようにします。人は麦踏みの要領で育てます。

●自信のない部下は過大評価する 117
自信は本人の力量以上のパワーを引き出す原動力になります。

自信のない部下が成果をあげたときは、すこし過大評価して誉めてあげます。

上司とチームが一緒に喜んであげることで部下はますます自信をつけます。

なかなか成果をあげれない部下には上司が筋道をつけたり、

根回しやサポートします。目的は部下に自信をつけることですから、

本人の力で成果をあげたというカタチにしてあげます。部下が自信をつけ

業績があがれば上司もチームも自信がつきブラス思考になります。

 

●4段階評価にする 118
評価には良いか悪いかがはっきり分かることが必要です。

普通は必要ありません。悪いと分かれば改善できます。

普通では改善できません。そのためには5段階ではなく4段階評価にします。

●問題がないのが問題 119
組織は人間の集団です。どんな組織にもいつも問題がおこります。

いつも問題がおこっている状態が正常で、おこっていない状態が異常です。

「問題がない」と感じる上司は感性がにぶいか、問題を隠す上司です。

問題はすぐ報告します。騒ぎを大きくして組織全体で解決します。

悪いことをすぐ報告する上司は組織の教育者です。

●4人の教師  120
凡庸な教師はしゃべる。
良い教師は説明する。
優れた教師は示す。
偉大な教師は心に火を付ける。

                                   19世紀の英国の哲学者ウィリアム・アーサー・ワード

●虎の威を借るキツネになる 121
新人上司や指導力のない上司には部下から原則を破る提案が出ます。

「服装規定は厳しすぎる」とか「○○はわずらわしい」など

部下が楽をしたい提案です。

弱い上司は人気取りに走るため、ノーと言えません。

ノーの理由も言えません。

「それは本部が決めたからノーです」と答えるのが正しい対応です。

原則を守るために、本部の虎の威を借るキツネは弱さを補う正しい方法です。

●聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 122
力量のない人は知っている振りをします。聞くのが恥だと思っています。

力量のある人は知らないことは誰にでもすぐ聞いてしまいます。

聞く人が近くにいなければすぐ調べてしまいます。

知らないことは知らないと 素直に教えをこえる人は成長も早くなります。

●凡事徹底 123
当たり前のことを当たり前に、ただ徹底してやります。

弱い人間ほど手抜きします。そして、ますます弱くなります。

強い人間は手抜きしません。当たり前のことを愚直に徹底してやるので、

より強くなります。弱い人間は自分の責任を認めずに、

自分以外のものに原因を求めます。強い人間の足をひっばります。

管理職1年目の「板挟み病」 124

管理職1年目は会社原則と部下の「板挟み病」にかかります。

力量不足を補うため部下の人気取りに走るので、原則を徹底できません。

人数の多い部下から逆に説得されてしまいます。

原則を徹底できないので、原則の例外を認めますます苦しみます。

最悪の場合は「私も部下と同じ意見です」と原則を破ろうとします。

これは苦しさから部下側について板挟み病から逃げる方法です。

逃げるかぎり管理職は失格です。

2年目からは原則を徹底できるようになるので、「板挟み病」は直ります。

管理職3ヶ月間はモノと仕組みを変更しない 125
管理職になると前任者との違いを出したがります。

部下からの変更要請も断われません。モノや仕組みの変更は簡単です。

しかし、これは大きな間違いです。組織を混乱させます。

管理職就任の3ヶ月間は前任者を必死にマネします。

同じモノと仕組みなので混乱は最小にできます。その代わり、

部下とのコミュニケーションをとり、管理職としての自分の意識を高めます。

簡単なモノと仕組みの変更より難しい心の変更を優先します。

モノより心が大切です。どうしても変更したいことは

事前に本部の事前許可をとります。

和をもって貴しとなす 126
これは聖徳太子の十七条の憲法第一条の有名な言葉です。

農耕文化の日本は、古来よりこの「和を持って貴し」の

価値感で集団行動してきました。和を保てない原因は、

お互いが違う情報を持つからです。メールでは情報共有して

同じ情報を持つようにします。報告・連絡・相談・打合を繰り返します。

同じ情報を持つようにすれば、

お互いを理解しあい「和を持って貴し」が実行できます。

コインの価値を高める 127
コインには両面があります。

新しいことを思いついたときはコインの表面だけが見えています。

コインの裏面のマイナス面を発見しなければなりません。

ブラス面とマイナス面を発見したら、次にそれらを解決する

一段階上の案を考えます。こうすれば1円コインから5円コインに

価値を高めることができます。さらに実行してマイナス面が

わかったらすぐ変更し、5円コイン・10円コイン・50円コイン・

100円コイン・500円コインとコインの価値を高めていきます。

上司のミスを部下の努力で回復は難しい
128
上司は細心の注意を払って組織を動かす人です。

部下ができる今日の仕事をする人ではありません。

上司の判断ミスを部下の努力で回復するのはたいへん難しくなります。

上司は未来の仕事をします。

仮説をたて、情報を集めて、部下に今日の仕事を指示します。

そして部下の仕事をチェックして、またやり方の変更を指示します。

判断ミスをしてもスグに変更して部下の仕事をやりやすくします。

上司が部下と同じ仕事をしては部下は迷惑です。

形を統一すれば、心は後からついてくる 129
メンバーのこころが統一されれば強い組織になります。

しかし、こころは見えません。

こころを統一するには形を統一することです。

形を統一すればこころも統一できます。

形は目に見えるからわかります。見える形から入って、見えないこころに至ります。

服装、挨拶、環境整備がしっかりしている組織は

こころも統一された強い組織です。

成功体験より失敗体験のほうが価値がある 130
成功体験はその後の環境の変化に保守的になり機敏に

対応できなくなります。失敗体験は次に失敗しないよう

に改善をくりかえすので、環境の変化に機敏に対応できます。

成功体験より失敗体験のほうが価値があります。失敗体験を

多くするにはまず行動することです。頭の中では失敗体験できません。

はやく行動してはやく多くの失敗体験を積むことが大切です。

個人プレーをしない。チームプレーに徹する 131
組織は全力疾走する船です。クルーが個人の価値判断で勝手な

個人プレーをしては船は沈みます。価値判断ができるのは船長だけです。

クルーは船長の指揮にしたがいチームブレーに徹します。船長は情報を

集め価値判断し方向を調整します。クルーは自分で判断しないで、船長に

情報を上げて価値判断を仰いでからプレーします。

1円コインを磨く人から5円コインを磨く人になれ 132
1円コインをいくら綺麗に磨いても1円の労働価値しかありません。

5円コインを磨けば5円の労働価値があります。

上司は部下ができる1円コインの仕事をしてはいけません。

上司しかできない5円コインの仕事をします。

さらに、10円コイン・50円コイン・100円コインと

磨くコインを高めでいきます。磨くコインの種類を高めるには

発想を転換しなければなりません。

頭を使わなければなりません。変化を恐れてはなりません。

自己肯定・他者肯定 133
人生への構えには四っの型があります。1つ目は

「自己否定・他者肯定」型で、自信を失いやすく

困難から逃げるようになります。

二つ目は「自己肯定・他者否定」型で、自分だけを肯定し、

他者を認めないため優越感からエゴイズムに走る傾向があります。

三つ目は「自己否定・他者否定」型で、自分も他人も認めることができず

悲劇的な人生を歩むようになります。最後の四つ目は

「自己肯定・他者肯定」型で、自分自身の個性を発揮しながら他者と

協調することもできます。人生の勝利者への道を歩ことができます。

リーダーの地位はリーダーを作る 134
人は普通は力量の10パーセントしか出していません。

努力すればその2倍や3倍は出せます。

人はリーダーの地位に着けば力量を高める努力をします。

力量の少なかったリーダーほど努力しますから、

高い人間的魅力も備える良いリーダーになります。

リーダーは素質ではなく、努力で決まります。

上司の良いところを真似る 135
どんな上司からでも学べることは山ほどあります。

部下は上司の良いところを真似すれば、早く力がつきます。

上司も人間ですから欠点はいくらでもあります。

しかし、上司の指示に部下は従わなければなりません。

上司は部下の持っていない経験と情報レベルで指示をだしているからです。

上司の指示が理解できないならスグに理由をきいて

価値判断を統一しなければなりません。

無視したりねじ曲げたりすることはできません。

その下の部下も同じように真似してしまうからです。

努力する人と怠ける人 136

努力する人は希望を語り、

怠ける人は不満を語る。   井上 靖(作家)

ふたつの「自分のため」 137
当たり前ですが、人は自分のために働きます。

しかし、単に小さな「自分のため」では達成感も満足感も

小さなものになります。社会からみて小さな自分の生活を維持するためだけ

になり、いずれ働き甲斐をなくします。

一方、自分を取り巻く大きな社会の利益を「自分のため」とすれば、

同じ仕事でも達成感も満足感も大きなものになります。社会の範囲

をより広くすればするほど働き甲斐は無限に広がります。

一度しかない人生ならば、社会の人に貢献するほうが

深みのある人生になります。


ABC分析で弱いところはカット 138
喫茶店の売上分析が由来といわれています。

売れる商品順にABCDEFGHと分析して並べるていくと、

ABCの商品の売上げが全体の8割を占めるという法則です。

さらに売上を上げるためにはABCの強い商品をより強くします。

そしてHGFのマイナーな弱い商品からカットしていきます。

「強いところはより強く、弱いところはカットする」のが対策になります。

傘屋と下駄屋 139 

ある良く晴れた日、旅の僧がいかにも暗い顔をしたお婆さんをみかけました。

「私には傘屋と下駄屋をしている二人の息子がおります。

晴れた日は傘が 売れません。雨の日は下駄が売れません。

毎日、悩みが多くて食事も喉を通りません」と、

お婆さんは泣きながら訴えました。

旅の僧は「何だ、そんなことか。晴れた日は下駄屋が儲かるし、

雨の日は傘屋が繁盛すると思えばいいじゃないか」と、

笑いながらいいました。

●安うけあい病になるな。 140 
新人や経験のない人は生徒・保護者・部下などからの要請にノーと

言えません。できもしないことを請けおって傷を大きくします。これを

「安うけあい病」といいます。前はこうだったと嘘をつかれて、安うけあ

いすることもあります。「安うけあい病」にならないためには、その場で

すぐに答えないで、上司に聞いてから答えます。聞くは一刻(いっとき

)の恥、聞かぬは一生の恥です。

もし、安うけあいしてしまったら訂正してしまいます。失敗は誰にでも

あります。失敗は勲章です。失敗を直すのに遠慮することはありません。

前処理と後処理 141
昔から段取り八分といわれます。仕事を始める前の前処理で八割が

終わっています。前処理不足はかならずミスがでます。ミスがでる

から、仕事の後処理に追われます。後処理に追われる人は、「また」

や「再度」という言葉を多用する人です。はじめに仕事全体を見通

して前処理を徹底すれば、仕事が早くなります。後処理をしなくても

よくなります。

外から中を見る 142
出社のときは看板・路上のゴミ・ポスト廻り・階段廻り・貼紙の確認・

ドア廻り・部屋の入口廻りと外から中をみるお客様視点でチェックします。

外出から戻ってきたときも同じです。一日に2回は外から中を見るお客

様視点になれる機会があります。意識して改善点を捜します。

お客様視点になって、見なれた風景を改善しなければなりません。

   

形から入って心に至る 143
組織はメンバーの心を統一しないと競争に勝てません。心を統一するに

は形を統一します。形が統一すれば、心も統一されます。見える形から

入って、見えない心に至ります。 小学校の運動会の行進練習も、中学校

の校歌練習も、高校の制服検査も、会社の挨拶練習もすべて形の統一

から心を統一しようとする手段です。

平常心 144

平常心をもって一切のことをなす人、

是を名人と云う也。

                         柳生宗矩(徳川家に仕えた武将)

人生に大切なこと 145

人生に大切なことは、五文字で言えば「上を見るな」。

七文字で言えば「身のほどを知れ」。

                          徳川家康(江戸幕府初代将軍)


行動 146

行動はいつも幸せをもたらすものではないが、

行動なくして幸せはない。

                ベンジャミン・ディズレーリ(英国の政治家・作家)


劣等感を直す人
147

自分の欠点ばかり気になり出したら、そんな劣等感を

直してくれる人間はこの世に一人しかいない。

つまりあなた自身だ。

             デール・カーネギー(米国のコミュニケーション研究家)

●生きる知恵 148

人間らしく生きるためには、七分は真面目人間、

三分は不真面目人間で生活するのが「生きる知恵」

というべきであろう。

                                    遠藤周作(作家)


幸福な人
149

自分の今行っていること、行ったことを

心から楽しめる者は幸福である。

                                 ゲーテ(ドイツの文豪)

●真の偉大さ 150

真の偉大さは喜びの中でも

苦難の中でも楽しむ力のあることで

見分けがつく。

                           ロマン・ロラン(フランスの作家)


信念とは
151

信念に関しては岩のように動ぜず、

その他のことに関しては流れに任せること。

                 トーマス・ジェファーソン(アメリカ第三代大統領)

●リーダーとは 152

リーダーとは「希望を配るひと」のことだ。

                           ナポレオン(フランス皇帝)


愚か者と賢者の違い 153

愚か者が先延ばしにすることを

賢者はただちに取りかかる。

      バルタサール・グラシアン(スぺインのイエズス会の高僧で哲学者)


肩書きの作られ方
154

肩書きが人間をもちあげるのではなく、

人間が肩書きを輝かせる。

                         マキャベリ(イタリアの政治思想家)

マネ 155

マネは最高の文化。
マネはmoneyに通じるから。
                             英検セミナーの有名な格言

良いことは無いほうがいい 156
好事は無きにしかず。                                      中国の古い諺 

解説:良いことがあれば、悪いこともある。

    それなら、始めから良いことは無いほうがいい。

媚(こび)は売らない  157
大人同士が○○ちゃんと呼んで、媚を売りあう偽善的な組織があります。

反対に、敬語を使い人間関係に壁をつくりあう偽善的な組織もあります。

どちらも両極端の偽善的な組織です。おたがいに本音を隠し、影で悪口を

言い合います。両極端を排し、いつも本当のことを素直に正々堂々と言い

合える組織にしなくてはなりません。

 

●男の修行 158
苦しいこともあるだろう。
言いたいこともあるだろう。
不満なこともあるだろう。
腹の立つこともあるだろう。
泣きたいこともあるだろう。
これらをじっと
こらえてゆくのが
男の修行である。
                                                                       山本五十六(海軍元帥) 

  

●去年のことを言うと鬼が笑う 159
「来年のことを言うと鬼が笑う」という諺は間違いです。

かっての変化の遅い時代では、来年も同じことが起こるから言う必要は

ありませんでした。現代の変化の早いIT時代では来年はかなり違うこと

が起こります。過ぎ去った「去年のことを言うと鬼が笑う」が正解です。

去年のことは反省材料程度にして、不明確な来年のことを必死に考えな

ければなりません。努力しても変更できない過去より、努力すれば変更で

きる未来が大切です。
                                     

迷ったら積極的な方を選ぶ 160
仕事は判断の連続です。一瞬にして判断しなければ取返しのつかないことが

あります。

報告するか報告しないか迷ったら、報告します。今やるか後でやるか迷ったら

今やります。質問するか質問しないか迷ったら、質問します。

迷ったら積極的な方を選びます。

 

ノーの言えない「いい人」は悪い人になる 161
自信のない人・力量のない人は嫌われるのを恐れます。嫌われたくないので、

ノーを言えません。安す受け合いをして約束を守れません。

仕事のできない悪い人と判断されます。イエスとノーをはっきりと使い分け、

約束したことは必ず実行します。

いわゆる「いい人」ではなく、本当のいい人にならなければなりません。


教育とは強制すること162

教育とは強制することです。人は強制されるのはいやがります。

したがって、実行するまで管理しなければなりません。教育の反対は

自己啓発です。管理しないことは自己啓発にすぎません。進んで自分から

自己啓発する人は少数しかいません。

良い親切と悪い親切 163
親切とは親と縁が切れても自立して生きていけるようにすることです。

厳しくして人間を強くするのが「良い親切」です。甘やかして人間を

弱くするのが「悪い親切」です。生徒・保護者の依頼には長期的視点で、

それを受け入れるのが良いか悪いかの価値判断をして対応します。

自分に甘い人は「悪い親切」をしてしまいます。宿題を忘れた生徒には

必ずやらせるのが「良い親切」です。甘やかしてやらせないのは

「悪い親切」です。夜の留守録切替後に電話にでるのが「悪い親切」です。

でないのが「良い親切」です。

●チンギス・ハンの人事の要諦 164

チンギス・ハンは、人事の要諦として、

「人並み優れた気力体力の持ち主を隊長にしてはならない。

自らの優れた能力の故に部下の苦痛や疲労を解しかねるからだ」

といっている。並外れの気力体力を持つ者は、こぞって親衛隊に入隊させた。

                   堺屋太一(世界を創った男 チンギス・ハン)

●楽天的に生きる 165

10キロ先の目的地まで歩くとします。

半分の5キロまできて、「まだ半分しかきていない。イヤだなぁ」と思う人は

厭世的です。反対に「もう半分まできた。もう半分を頑張ろう」と考える人は

楽天的です。どうせやらなければならないことなら、楽天的に生きるほうが

楽しくできます。

●始めにおしつける 166
躾(しつけ)という字は身を美しくすると書きます。身を美しくするためには、

始めに「お」をつけて、「おしつけ」しなければなりません。

良いことは始めに押し付けて強制しなければなりません。

●くれない族になるな 167
「会社は○○してくれない」と文句だけいう、くれない族がいます。

主体性がなく自分ではやる気がない人です。会社がやってくれるものという

甘えん坊です。くれない族は甘えを捨て、「自分は会社に何ができるのか」

の対案をださなければなりません。

●その場で叱る 168
叱るときはその場ですぐに叱ります。すぐに叱り、直さないとそれが

正しいことになります。叱られた者は「回りに生徒がいる保護者がいる

誰誰がいる」など後回しにするようにいいます。

「人前で私のプライドを傷つけないでほしい」などともいいます。

しかし、ミスはミスとして徹底してすぐに直すのが上司の仕事です。

上司の仕事は徹底です。妥協してはいけません。

●事あれ主義にする 169
問題がない事をよしとするのが「事なかれ主義」です。

しかし、どんな組織にもいつの時代にも問題はかならずあります。

問題を隠したり気付かなければ、無いだけです。

問題を積極的に発見し、解決し続けるのが「事あれ主義」です。

小さな問題を発見して、情報共有して大きな問題にして直ぐに解決しなければ

なりません。急速に変化している時代では、問題の先送りは悪になります。

●我苦しき時 170

我苦しき時こそ 敵なお苦し

                                  ジンギス・カン

●求めよ、さらば与えられん。 171
聖書のマタイ伝にあるイエス・キリストの有名な言葉です。

自分から積極的に求めれば、与えられます。

反対に自分から積極的に求めなければ、与えられません。

地位も名誉もお金も家族も幸運も不幸もシンプルにすべて同じです。

例外はありません。

●プラスとマイナスは同居しない 172
人間の心は一度消極的否定的なマイナス思考にはまってしまうと、

とどまることなく悪循環を繰り返してしまいます。心の蟻地獄を自分の中に

作ってしまいます。勇気を持って、甘えを捨て、肯定的積極的なプラス思考に

しなければなりません。

幸いなことに人間の心はプラス思考とマイナス思考を同時に持つことは

できないようになっています。意識的にプラス思考に変えたら、

あとは未練を捨て振り返らないで、可能性を信じて前進あるのみです。



●小積もりて大 
173

大事をなさんと欲せば、小さなる事を、怠らず勤むべし。

小積もりて大となればなり。         二宮尊徳

●危機管理 174
会社にも人生にも、上り坂・下り坂・まさかの3つの坂があります。

まさかは最悪の状態を想定しておけば乗り越えられます。

ローテーション イズ ベストもダブルキャスト イズ ベストも標準化も

統一化も情報共有もマニュアル化も、すべて将来のまさかを乗り越えるための

危機管理の仕組みです。

●失敗は成功よりも価値がある 175
新しいことに挑戦すると成功か失敗のどちらかの結果になります。

成功するとその成功体験に縛られます。成功体験は強烈に残るので

保守的になり、新しいことに挑戦しなくなります。

人は成功すると成長しなくなります。失敗すると失敗理由を分析し

新しい方法で再挑戦します。視野が広がり発想が変わり時代の変化に

対応できるようになります。失敗を多く体験すればするほど、

それだけ早く成長します。失敗は成功よりも価値があります。

●ベストはいらない、ベターを継続する  176
ベストの人はいりません。ベターの人が複数いります。

ベストの授業はいりません。ベターの授業を継続します。

ベストの教材はいりません。ベターの教材を改善し続けます。

ベストの仕事はいりません。ベターの仕事を継続し続けます。

ベストの体調はいりません。ベターの体調を継続し続けます。

100点をとっても次が0点では平均50点です。

80点を二回続ければ平均80点で勝ちます。

うさぎと亀では亀が勝ちます。時間軸を長くすればするほど、

ベストはいりません。ベターを継続するほうが勝ちます。

●電通鬼十則 177

1  仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2  仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、

   受け身でやるものではない。
3  大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4  難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5  (内容が激烈すぎるので割愛)
6  周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、

  永い間に天地のひらきができる。
7  計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、

  そして正しい努力と希望が生まれる。
8  自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、

  そして厚味すらがない。
9  頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、

  サービスとはそのようなものだ。
10 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、

  でないと君は卑屈未練になる。

●決断の3つのタイプ 178

ルヴィコン河を

渡ったら振り返らない人

渡っても振り返る人

渡りたくても渡れない人   塩野七生(ローマ史研究作家)

                                                               

●難あり、有(あ)り難(がた)し 179
人は成功すると保守的になり、変われなくなります。

難があって失敗すると、素直になり反省し大きく変われます。

難があることは有り難いことです。難から逃げるのではなく、

難を歓迎し難のあることに感謝しなければなりません。

●本当の同情と誤りの同情 180
他人の不幸に同情はしなければなりません。

しかし、同情を越えて、相手と同じレベルで苦しむのは誤りの同情です。

一人の不幸のために二人や三人が不幸になるからです。

むしろ、プラス思考で積極的に相手を勇気づけ、

対案を考えてやることが、本当の同情です。

●スピード イズ ベスト 181
時代の変化は想像以上に早くなっています。

時代の変化より早く変化しなければ取り残されてしまいます。

遅く完全な仕事をして1日に100点取るよりも、

速く不完全でも良いから1日に80点を3回とれば240点で勝ちます。

完全なものは永遠にありません。

速く仕事すれば新人でもベテランより経験を積むことができます。

反対に遅く仕事すればベテランでも新人より経験を積むことができません。

スピード イズ ベスト です。

      

●経営の5要素はヒト・モノ・カネ・情報・時間   182
シンプルに経営力を判断する要素は、かってはヒト・モノ・カネの3要素と

言われていました。次に情報が加わり4要素となり、現在は時間が加わり

5要素となりました。現場とトップが同じ情報をもっていなければ経営判断を

誤り組織は死に至ります。情報共有は生き残るために必須です。

従って、ウソ報告は犯罪です。また、現在の急速に変化する時代には時間

スピードを高めることが必須です。当たり前倒しは時代の要請です。

コロコロかわる変化への対応力が組織の強弱に直結します。

  

●徹底とは外部者が異常と感じる程度   183
何事も徹底しなければ名門にはなれません。徹底とは外部者が異常と感じる

程度です。挨拶も電話もメールもスピードも環境整備も出版物もパソコン技術

も素直さも行動力も判断力も明確な言動もクレーム対応も服装も仕事の標準

化も情報共有も未収金回収も経理もすべてを外部者が異常と感じる程度に高

めます。外部者が異常と感じれば強烈なクチコミが生まれます。少子化が進む

なかでマーケットに明確な印象を与えて、差別化戦略の宣伝をして貰います。

シェア7パーセントを獲得して価格決定権を持ちます。

     

●全員がNO.2をつくる 184
ダーウィンの有名な発見にあるように、強いものは変化に対応できる

ものです。全員が自分のNO.2を作らなければなりません。

今はNO.2がいなくても、いるという前提で今の業務をシンプルに

標準化して後任に渡せるようにしておきます。NO.2に渡したら、

次は職務拡大をします。職務拡大の始めの段階は前任者の仕事を素直に

真似することです。次の段階は新しい発想で、前任者の段階を

改善することです。眼前には広い海が広がっています。今の業務にしがみつく

必要は全くありません。

    
●何のために働くのか
185
働く目的は死の瞬間に「自分の人生に悔いは無い」と思える心の境地に達する

ためです。このためには長年に渡って、耐えず迫りくる怠け心と戦って困難に

挑戦しつづけなければなりません。長年に渡って継続するには小さな

私の利益のためではなく、大きな社会の利益のためでなければなりません。
一度しかない人生ならば、仕事という修行をとおして一所懸命に社会貢献

しなければなりません。実は、社会に貢献するということは自分の利益のため

なのです。

     

●英検セミナーの教師は 186
●英検セミナーの教師は社会貢献の先頭に立つ。We are you理念を実行する。

●英検セミナーの教師は一つの船に乗っている。全クルーは同じ方向を

目指す。
●英検セミナーの教師は聖職に就いている。先生と呼ばれることを喜びとし、

その義務を果たす。

●英検セミナーの教師は良き社会のお手本である。次に続く世代を正しく

導く。
●英検セミナーの教師は社会変化に即応する。良質の英語教育の改善を継続し

つづける。

●英検セミナーの教師は明るく楽しく面白く、英語が好きになるように

教える。

●英検セミナーの教師は物心ともに豊かになる。良心的費用と利益を

両立させる。
●英検セミナーの教師は「動機、善なりや」を判断の基準とする。

 

●ティーチャーズペットは作らない 187

先生が生徒を自分のペットのようにすることは禁止です。

レベルの低い先生ほど生徒を猫かわいがりします。先生交代を

させないように生徒・保護者から交代にクレームがくるようにします。

教師が良い授業をすることは当然です。しかし、教師と生徒の間には

厳然とした立場の違いがあります。叱る時は叱り、誉める時は誉めれ

なければなりません。教師は本質的な人格や技量を磨いて、

自然に生徒を引きつけるようにします。

●武田信玄のリーダー論 188
百人のうち九十九人に誉めらるるは、善き者にあらず。
                               武田信玄( 戦国時代の雄)
みんなに誉められる人は悪い人だという意味です。激烈な競争社会では

多数決などは間違いです。民主主義などでは戦えません。リーダーは全員が

反対しても毅然として決断しなければならないことがあります。

リーダーはみんなに嫌われて当然です。アイデアも同じです。

みんなが賛成する案は毒にも薬にもなりません。

少数意見のなかにこそ良い革新的なアイデアがあります。

徹底 189
徹底する人は知恵が出る。
徹底できない人は言い訳が出る。
徹底しようとしない人は愚痴が出る。

 

世阿弥の守破離 190
室町時代に能を完成させた世阿弥の言葉です。
芸道や武道にも使われています。
「守破離」とは、最初は基本の型を守り(守)、次に自分なりの発展を試み(破)、

最後は型を離れて独自の世界を創り出していく(離)という本質を教えています。


千利休の和歌
191
守りつくして破るとも 離るるとても本(もと)を忘るな 
世阿弥の「守破離」を発展させて、桃山時代に千利休が茶道の極意とした和歌です。

守破離で最後に離れた後でも基本を忘れてはならないという意味です。

 

できる 192

カンタンにできることからやる。やると決めたら、必ずやる、できるまでやる。

無いものを嘆くのではなく、あるもので何ができるかを考える。できない理由を

山のように思いつく時間があるなら、できる理由をひとつ考える。

 

●為せば成る 193
為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり
上杉鷹山(うえすぎ ようざん) 米沢藩(山形県)藩主


「できません」は行為しない人の言葉です。行為しなければ成功はありません。
行為して失敗したら何度でも行為します。成功しないのは人が行為しないからです。
しつっこく行為を諦めなければいずれ成功します。

 


●私心を捨てる 194
人間は誰しも自分がかわいい。これはごく自然な感情です。

しかし、自分の利害だけにとらわれて判断してしまうと全体の判断を誤ります。

力強い信念も勇気も 湧いてきません。

リーダーは私心を捨てて 自分の小さな利害より全体の大きな利害で

判断しなければなりません。

私心を捨て去ったリーダーにはリーダーシップが自然に備わります。

 

●始めに自分を知る 195
孫子の有名なことばに「敵を知り己を知れば 百戦してあやうからず」とあります。

しかし、実際にはベールに包まれている敵の力を知るのはかなり困難です。

だからはじめに自分の力を客観的に知らなければなりません。

自分を客観的に判断できるようになれば敵をも誤りない

判断ができるようになります。

自分を過信しないで正しく判断できないなら、敵を正しく判断できません。

 

小さなミスほど強く叱る 196
大きなミスや失敗は本人が十分に分かっているから軽く注意する程度にします。

そして仕組みにして同じ大きなミスが次に起こらないようにします。

しかし、小さなミスは本人の気のゆるみや不注意から起こります。

本人も気がつかない場合が多いのです。

大きな堤も小さなアリの穴から崩れます。

小さなミスは将来の大きな禍根になります。

したがって小さなミスほど強く厳しく叱らなければなりません。

 

●正々堂々と生きる 197
誠実な人はありのままの自分をいつもさらけだしている。

さらけだしているから、心にやましいところがない。

やましいところがないから、よけいな心配をしたり恐れたりすることがない。

いつも正々堂々と生きることができる。

しかし、自分をよく見られたいとかミスを隠したいなどと考えてウソをつく人がいる。

そのウソを守るためにまたウソをつく。これがうしろめたさとなって

力強い信念に満ちた活動ができない。

人に信頼されない仕事のできない人になってしまう。

       

●人をきたえて育てる 198

人は何ごとにもよらず、きたえられることによって成長します。

スポーツ選手も芸能人も芸術家も学者も学生もきたえられて心身ともに成

長してきました。

いかにすぐれた素質をもっている人もきたえられなければ発揮できません。

指導者は人の素質を発揮させるためにも、人を厳しくきたえて成長させなけ

ればなりません。

きたえることに躊躇してはなりません。

         

●発想を転換する 199

秀吉の時代に大雨で淀川の堤が切れはじめて、非常に危険なことがあった。

秀吉が現場に駆けつけて家臣たちを激励したが、決壊箇所を防ぐ土嚢が不

足してますます危険がました。

石田三成が駆けつけ、即座に近くの米蔵を開かせ数千俵の米俵を山積み

して、あっという間にさしもの洪水をせきとめた。

それから本物の土嚢をもってきたら水につかった米俵と交換するとのお触れ

をだした。直ぐに淀川の堤防は以前よりも立派な土嚢で強化された。

石田光成はこれによって出世の糸口をつかんだという。

人はとかく固定観念にしばられて発想が貧しくなってしまう。

危機の時は発想を転換しなければならない。

発想の転換ができるためには目的を明確にして、手段をコロコロ変える訓練

をしなければなりません。

          

●我に七難八苦を与えたまえ 200

戦国時代の有名な武将の山中鹿之助は毛利氏に滅ぼされた主君尼子氏の

再興を終生の課題としていた。

しかし、到底勝ち目はない。とかくくじけそうになる弱い自分を励まし強い自分

になるために「我に七難八苦を与えたまえ」と神に祈ったという。

困難辛苦は成長の原動力である。

困難辛苦がないなら神に祈ってでも与えて貰おうとした。

語り継がれる人物は平凡な厄除け祈願などはしない。

               

●部下を困らせて知恵を出させる 201

人は困った時は必死に知恵を出すものです。知恵を出して楽になろうとします。

上司は部下を追いつめ困らせて、良い知恵を出させるようにしなければなりま

せん。

大切なのはこのとき上司は答えを教えないことです。答えを教えて指示

通りさせれば、そのときはスピードは上がります。

しかし、人は育ちません。上司は部下が知恵を出すようにじっと辛抱することも

必要です。部下が上司になったときはこの方法を繰り返して人を育てます。

       

●目標を与える 202

人は目標を持つと努力します。会社は正社員には公私に渡る目標を与え、実

現できるようにします。

教師は生徒に学校成績・英検合格・入試合格などの目標を与え、実現できる

ようにする義務があります。

適切な目標を次つぎに与えて、努力を継続するようにしなければなりません。

          

●百聞は一見にしかず  百見は一行にしかず 203

百回聞くより一回見るほうが効果があります。

更に、百回見るより一回行動するほうがもっと効果があります。

始めに行動がなければなりません。

まず行動して、ミスをしたらまた直ぐに改善行動を繰り返します。

百回見ても行動しなければ見たことになりません。行動しなけれはミスすることも

できません。

「ミスは勲章」です。新しいことに挑戦しないと勲章は貰えません。

     

●君主はけちでなければならない 204

気前がいいという評判を保つには、派手にお金をばらまかなければならない。

君主がそんなことを始めれば、すぐに資金は底をつく。

果ては国民に途方もない重税を課さなければならなくなる。

増税せずに国を守れるのが分かれば、国民はいずれ、この君主は本当は気

前がいいと理解するようになる。いい君主はけちでなければならない。

                                   マキャベリ・君主論

●身のほどに合った欲求を持つ 205

もっと欲しいという欲求は、誰もが持つごく自然なものである

欲したものを得ることは、賞賛すべきであって非難すべきではない。

しかし、それだけの器もないのに、何がなんでもっと欲しいと望むのは、

過ちとして非難されるべきである。        マキャベリ・君主論

       

●危険のない道はない 206

いつも安全な道を行けるとはゆめゆめ思わぬことだ。

むしろ、どの道も危険だと思っておいたほうがいい。

一つの危険を避けようとすれば、別の危険に飛び込むことになる。

世の中とはそういうものだ。

ただ、思慮深く進めば、個々の危険の本質を見きわめ、より害の少ない道を

選ぶことはできる。                     マキャベリ・君主論

●世の中 207
世の中はいい先生である。寛大なところはあるが、最後には正邪をちゃんと

わきまえている。だから、馬鹿にしてはいけない。すじみちの通ったことは

やはり通してくれるのである。                   松下幸之助

●楽しいことと苦しいことの法則  208
楽しいことを人に話すと、聞いた人も楽しい気分になる。

楽しいことは二倍になる。苦しいことを人に話すと聞いた人は

いっしょに解決策を考えてくれる。苦しいことは半分になる。

●幸福な人と不幸な人  209
人は過去に色々な経験をしている。幸福なことを多く記憶している人は

幸福な人である。反対に、不幸なことを多く記憶している人は

不幸な人である。

● セクハラは犯罪です 210
職場の同僚を性的な関心の対象として見る意識はセクハラです。

セクハラは犯罪です。会社にはセクハラ撲滅の法的義務があります。

セクハラと思われる行為はすぐに会社トップに連絡してください。

匿名の投書も大歓迎です。会社はすぐに必要な処置を講じます。

連絡者や事実確認協力者を不利益に扱うことは全くありません。


●心の深層の不純物を取り除く  211
自分の心の深層は夢にあらわれます。自分の夢を思い出し、点検します。

心の深層には必ず不純物があります。不純物を発見し、取り除き、純化し

なければなりません。夢は心の深層のリトマス試験紙です。自分で自分の

純化の度合いがわかります。

●人を気にしない、天を気にする  212
古来から人の上に天があると考えられています。人だけを気にすると、誰も

見ていないから悪事をしてしまいます。失敗は他人のせいにしてしまいます。

天を気にすると、天が見ているから悪事はしないようになります。失敗は自分

の努力不足とします。人ではなく天を気にしなければ正しい判断は

できません。


●「一斗買い」に会社のお金は出ません  213
安いからやいずれ必要になるからなどの理由で、一度に大量に買うことを

「一斗買い」といいます。物だから在庫スペースをとり、古くなり、処分に困り、

いずれ捨てます。「一斗買い」はムダのもとです。今、必要なものだけを回数

を多くして買います。手元には物ではなく、何にでも交換できる現金を多く残さ

なければなりません。事前許可のない「一斗買い」に会社のお金は出ません。

●遠くは富み、近くは貧す 214
遠くをはかる者は富み、近くをはかるものは貧す。それ遠きをはかる者は

百年のために杉苗を植う。まして春まきて秋実る物においてや。故に富有り。
近くをはかる者は春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず、ただ眼前の利に

迷うてまかずして取り、植えずして刈り取る事のみ眼につく。故に貧窮す。

                                        二宮尊徳

●脳味噌に汗をかくほど考え抜け 215

困難は繰り返してきます。終わりはありませんから、逃げても逃げきることは

できません。困難のときほど気持ちを高めて断固として努力を継続します。

脳味噌に汗をかくほど考え抜けば、必ず知恵才覚が湧いてきて創意工夫が

生み出されます。困難からは絶対に逃げずに力量を高めて乗り切ります。

●かめ割り柴田、鬼柴田 216

織田信長の武将柴田勝家が近江の佐々木氏と戦った時、城を大軍に囲まれ

しかも命の綱の水を絶たれて落城寸前になった。勝家は残りの水ガメを全部

運ばせ、全員に存分に飲ませてから水ガメをすべて打ち割った。翌朝未明、

城門を決死の形相で打って出た柴田勢は佐々木勢の大軍に大勝利した。

「かめ割り柴田、鬼柴田」の名が全国になりひびいたという。一大難局に

直面したときは腹をくくって決死の覚悟で団結すれば、必ず成功する。

●人事を尽くして天命を待つ 217

これは古くて新しい真理です。人間はどんなときでも誠心誠意に努力

しなければなりません。しかし、人事を尽くせば終わりではありません。

次に天命を待たなければなりません。人間以上の大きな力がそこに

働くのです。これだけやったのだからこれだけ報われなければならない

との考えは一面に過ぎません。もう一面の天命を待つ間につぎの事態を

静かに待ちます。期待どおりのこともあれば違うこともあります。どんな

ことになろうと志を失わず私心にとらわれず努力していけば、道は自然に

ひらけます。

●好景気よし、不景気さらによし。 218

好景気のときはお客さんがどんどん来てくれますから、問題はあまり出ま

せん。しかし、不景気になるとお客さんは良いところを必死で選びますから、

良いところほどさらに伸びます。人も同じです。好景気のときは差が分かり

ませんが、不景気になると差がはっきり分かります。従って、外部要因に

かかわらず日頃から真面目に勉強を続け小さなことをキチンキチンと実行

することが大切です。

●「気がきく人」になれ  219
いつまでも1を聞いて1しかできない人は、いずれ機械か他人にその地位を

奪われます。機械はミスをしないし、文句も言いません。他人ならコストが

安くなります。人は1を聞いたら2か3のことができなければなりません。

「気がきく人」になれはできます。更に「勘が働く人」になれば1を聞いて10の

ことができるようになります。高まろうとする熱意が強ければなれます。

●素直な心で衆知を集める  220
人は無意識の「こだわり」を持っています。非常に困難ですが、決断するとき

はこのこだわりから一度は離れて素直な心になります。素直な心になれば、

色眼鏡で見ないので物の本質が見えるようになります。次に衆知を集めます。

会議では声の大きな人に引きずられます。アンケート方式なら誰からでもピカ

ッと光るアイデアを集められます。どうしても捨てきれない「こだわり」と新アイ

デアを融合させて具体化していきます。これがミスの少ない決断方法です。

●素直に正しさを貫く  221
織田信長が京都の本能寺で明智光秀に殺された時、信長の家来の多くは京

都周辺にいた。しかし、形勢を観望してすぐには動かなかった。豊臣秀吉は

遠く中国地方から夜を日に継いで京都に駆けつけて敵を倒した。当時の道徳

は主君の敵は不倶戴天の敵だった。自分の身を顧みないで、秀吉は素直に

当時の道徳を正しく貫いた。運命が秀吉に転がり込んできたのは当然だった。

●一事を貫くと成功する  222
「この仕事は自分にあってないな」とか「あの仕事は楽できそうだな」と感じると

きが何度もあります。転職する人は転職癖がついてしまい、我慢ができないの

で人生を失敗しがちです。 辞めたい気持ちを押し切って我慢して継続すると、

あわない仕事もだんだん上手くなります。上手くなると信用も付いてきます。

ずっとこの仕事をすると腹が決まれば、やりがいと生活の安定を獲得します。

一事を貫くことは困難ですが、非常に効率的です。  

      

●任せて任さず 223
上司は極力、仕事を部下に任せます。任せられた部下は信頼に応えようと創意

工夫して良い仕事をしようとします。しかし、権限委譲はしても責任委譲は

できません。上司は部下に中間報告させチェックを繰り返しアドバイスします。

成功したら部下の手柄で失敗したら上司の責任だからです。任せても任せない

微妙なサジ加減が上司の仕事です。

仲間意識  224

人間のレベルは富士山のような形をしている。産まれながらにレベルの高い

人はきわめて少なく、平凡な人達つまり裾野にあたる人達は無限に広く多い。

組織を強くするためには、裾野にあたる人達を教育して高いレベルに変える

しかない。共通の目的と仲間意識を植え付ければ組織はかならず強くなる。


能力を酷使する  225

良い仕事をしようとすれば、かならず壁に突き当たる。悩みに悩む。眠れない

夜が続く。劣等感にさいなまれる。しかし、その壁を乗り越えたときの喜びは

ものすごく大きい。能力を酷使しなければこの喜びを得ることはできない。


授業がすべて 226

生徒・保護者には授業がすべてである。組織の思想も力量も授業にすべてが

現れる。誇大宣伝も言い訳も役には立たない。授業の質を高めるために教材

を磨き、仕組みを改善し、教師を教育し続けなければならない。

社会貢献  227

この世の中のすべてのものは社会貢献の手段です。単に何々を知っている

や何々ができるレベルでは中途半端です。それらを社会貢献できるレベル

まだ高めなければなりません。会社も同じです。他人のひんしゅくを買っても

儲ければ良いというのは間違いです。正々堂々と経営して利益を出し、その

利益を税金として納めるのが社会貢献です。


科学と非科学 228

科学は多くの未知を解明してきた。科学は現段階の人間の持つ最高の能力で

あり到達点である。科学の一部の未熟をとりあげて 科学を全否定するのは

正しくない。宗教や占いは人間の非科 学的な側面に働きかけて信仰をせまる。

この信仰が科学を否定するとしたら邪教という精神的な暴力となる。人間に

とってプラスになる宗教ではない。非科学はいずれ科学に負けてしまう。

ガリレオが宗教裁判で叫んだ「それでも地球は動く」は当然であった。

人事と重力  229

地球上のものは重力の影響を受ける。人事も同じである。下から上に登るため

にはたいへんな努力をしなければならない。上から下に降りるためには努力を

しなければいい。

行動は全人格の表現 230

人間の意志を100パーセント表現できるのは文字でも言葉でもない。文字や

言葉は計算したり嘘を入れたりできる。消すこともできる。しかし、行動は

そうはいかない。自分の行動は全人格の表現だという自覚をもたなければ

ならない。いつも正々堂々と嘘や偽りのないようにしなければならない。


賭け事はしない 231

人生そのものが大きな賭け事である。人生の賭け事は自分の努力で勝つ

確率を高めることができる。手数料や所場代を払う必要もない。

パチンコや競馬や麻雀や花札やルーレットやゲームなどの小さな賭け事は

時間の無駄である。


「今度来たとき」は禁句です 232

ITが発達し、みんなが携帯を持っています。情報はすぐに携帯メールで

伝えてしまいます。電話は相手の時間を奪いますが、メールは奪いません。

今度来たときに伝えるは禁句です。時代の流れに反します。


朝令暮改は間違いです 233

時間がゆっくりと流れていた古代中国では朝に決めたことを夕方に改める

ことは悪いことでした。時間の流れがはやくなった現在では朝令暮改は多く

のひとにほとんど正しいと思われています。しかし、朝暮改は間違いです。

時間が加速度的にはやい今の時代では、朝に決めたことを昼に改める

昼改でなければなりません。

●デジタルとアナログの良いとこどり 234
人間は保守的です。人間は変化を嫌います。しかし、時代の変化は

人間の都合を待ってくれません。変化しなければ生き残れません。

従って表面の授業はアナログにして徹底的に面倒見良くします。

保守的な人間らしさを全面に出します。裏面の事務処理はデジタルにして

徹底的に効率良くします。経費を最小にして堅実経営に徹します。

●迷惑  235

迷惑とは自分が迷って他人を惑わすこと。組織では上司が1迷うと

直属部下は2惑い、その下の部下は4惑う。

上司は迷わないように猛烈な努力をしなければならない。

●顧客満足度は完全を求める 236

10回のうち9回の接客が満足できるものであっても1回の接客に失敗したら、

そのお客様はこの店は接客がなっていないと判断する。

1回でもそういう印象を持たれる接客をすれば顧客満足度はゼロとなる。

顧客満足度は完全を求めるから、接客は完全で当たり前で失敗は許されない。

          

●人の一生は、重荷を負うて遠き路を行くがごとし 237

人の一生は、重荷を負うて遠き路を行くがごとし。
急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。
心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基。怒りを敵と思え。
勝つ事ばかり知りて負くる事を知らざれば、
害その身に至る。己を責めて、人を責むるな。
及ばざるは過ぎたるより勝れり。 徳川家康

 

●無しは無責任の証明 238

報告やコメントや反省点を無しとする人がいます。無いと思えばそれ以上に

捜そうと努力しないから無いとなります。有ると思えば必死に捜すから有り

となります。無しは無責任の証明です。

    

●明日やろうはバカヤロウ 239
時間は全員に平等に与えられています。

今の1分の密度を高めれば、何倍にも使うことができます。

物理的時間は同じでも使い方で大きな差がでます。

「明日やろう」と思う時間があれば、今 してしまいます。

明日やろうはバカヤロウの言葉です。

バカヤロウと付き合うと自分もバカヤロウになります。

●考え方も新陳代謝する 240
人間の肉体を作る物質はいつも新陳代謝を繰り返しています。

肉体の新陳代謝ができなくなった時は死ぬときです。

同じように人間の考え方もいつも新陳代謝を繰り返さなければなりません。

考え方の新陳代謝ができるように変化に敏感に対応しなければなりません。

●所有欲に征服されるな。 241
所有欲は悪ではない。所有欲は効率よく働いて人に金銭をもたらす。

人はその金銭で十分な暮らしを送れる。しかし、所有欲が度をすぎると

所有欲は人を奴隷のように使い始める。人に自由も休みも与えなくなる。

所有欲に征服されると外面の物だけが豊かで内面の心の貧しい人が

できあがる。だから、所有欲がどこで自分を征服しそうになっているかを

よく注意していなければならない。

●飽きるのは自分が成長しないからだ 242
欲しかったものを手に入れて、しばらく時間が経つと飽きてきます。
物だけでなく人でも同じです。 原因は手に入れたものが自分の中で

変化しないから慣れてしまい飽きてくるのです。
だから、自分を成長させ変化させ続ければ同じものを持ち続けても

慣れて飽きることはありません。飽きるのは自分が成長しないからです。

遅いのは悪 243
すべてを早くします。経費は請求書がきたらすぐに支払います。

申込は期限の始めにします。 振替や欠席連絡も次回の行事連絡も

社内のホウレンソウも早くします。不明点は早く分かるようにします。
人のやることにはかならずミスがあります。

しかし、ミスがあっても早ければ回復する時間があります。
相手方に迷惑をかけないですみます。遅いのは悪です。

●人をだますな。244
人をだますと相手は悲しみます。相手は物質的に損をしたから

悲しむのではありません。あなたを信用できなくなったから悲しむのです。

今までの信用が大きければ悲しみもそれだけ大きくなります。

だから、人をだますぐらいなら人からだまされるようにします。

●まともに仕事していない人の心理 245
まともに仕事をしている人は同じような仕事をしている商売がたきにも

寛容で広い理解を示します。強敵には尊敬の念をもちます。

まともに仕事していない人や単にお金のためだけに働いている人は

同じような仕事をしている商売がたきを恨んだり憎んだりします。

●果報は練って待て 246
「果報は寝て待て」ということわざは間違いです。

棚からぼた餅も落ちてきません。

果報を得ようとしたら考えて考えて具体的に練って

練りつづけなければなりません。

そして時が満ちれば練ったような果報がきます。

努力しないでただ寝ている人に果報はきません。

●人の行く裏に道あり花の山、

  いずれを行くも散らぬ間に行け(千利休) 247
多くの人の行く道は競争が激しい。捜せば少しの人しか行かない競争の少ない

道がある。しかしどちらの道も早く行けという有名な和歌です。我社は時代の

変化に即応しながら差別化戦略を徹底します。競争の少ない道を必死に捜し

ます。そしてとにかく早く進みます。働くときは早く働き休むときは深く休み、

利益を安定させ社会貢献しながら、公私ともに充実した人生を歩みます。

 

●小数以下は会社に不利で保護者に有利にする 248

保護者に請求する費用などの計算では小数のでることがあります。

会社に不利で保護者に有利の原則で、切り上げか切り下げします。

従業員の給料計算なども同じ原則を適用して、会社に不利で従業員に有利にします。

会社は保護者や従業員に喜んでもらいます。

●「働く」という字は「人が動く」と書く249
古代中国では人が動くことを働くと表現しました。現代日本でもこの本質は同じです。

動かない人・行動力のない人は働かない人です。組織は動く人の集団でなければ

なりません。プライベートでもいつでも動けるように訓練しなければなりません。

●冷酷で薄情な人になるな  250
冷酷な人は、人から恩恵を受けた時はどんなに深くても報いようと

しないのに、恨みに対してはどんなに浅くても仕返しをする。

薄情な人は、人の悪事を聞いた時はそれがはっきりしていないのに

信じようとし、善い行いはそれがはっきりしていないのに信じないようにする。

このような冷酷で薄情な人になってはいけない。


●報告には出所と数字と固有名詞を入れる 251

報告は具体的にします。情報の出所と数字と固有名詞を入れれば具体的になります。

速報の場合は始めは具体性が少なくても第2報、第3報で具体的にしていきます。

具体的にする意識が高ければ具体的に情報を集めるようになります。

 

●勝つ指揮と負ける指揮   252

勝つためには一人の人材に指揮をゆだねる。その人材は多くの人から何をすべきかを聞き、
少数の賢者の助言を得て、一人で最良の策を決め、指揮官はそれに強くこだわるようにする。
負けるためには多くの人か゛指揮をとれるようにする。誰もが私利私欲を得ようとし、
誰もが責任をとらないようにする。

●基礎体力と基礎精神力  253
上司に本当の誠意があるなら、部下には最も困難な状況にも耐えことができる

二つの基礎力を与えなければならない。一つ目の基礎体力は跳び箱の一段一段

を少しづつ高くしていくことに似ている。人間の肉体は困難な状況に耐えて能力は

比較的簡単に向上する。しかし、二つ目の基礎精神力は簡単には向上しない。

甘やかされ過保護で育った精神は繊細で脆弱だから、苦痛を加えられると簡単に

破断する。いわゆる「キレる」現象が起こる。あるいは「スランプ」に陥る。したがって、

上司は苦痛を伴う基礎体力鍛錬を通して、頑張りの精神を教えて少しづつ基礎精神力を

鍛錬する必要がある。部下を「スランプ」から脱出させる昔から行われてきた方法も

二つある。一つ目は成功者などの成功モデルを提供して脱出例を教えることである。

二つ目は意識を狭い自分のためから広い社会のために変えさせることである。

マイナス思考をブラス思考に変えさせるだけである。

●身に病あれど心まで病ませるな。

  運命に非なるものあれど心まで悩ますな。(中村天風) 254
人間は思考を言葉にできる唯一の動物です。従ってプラスの言葉はプラス思考を作り、

マイナスの言葉はマイナス思考を作ります。心身は一体ですから、身に病があっても

プラスの言葉を使い続ければ心まで病ますことはしない。運命に非なることがあっても

プラスの言葉を使い続ければ心まで悩ませることはない。

言葉を発する前にそれがプラスかマイナスかを一瞬だけ自己訓練する。


●汚いことはするな! 255
汚いことをしてお金などを得ても、遊びや賭事など形のないものに

すぐに使ってしまいます。持っていると気持ちが悪いので

物理的に残る物に交換することもしません。悪銭 身につかずです。

しかし、汚いことをしたという事実は消すことはできません。

自分の心の中にずっと残ります。忘れていても思い出させて苦しめます。

汚いことをする利益はまったくありません。汚いことをしてはなりません。

 

●指示するときは理由も伝える。256
ディズニーでは何かの行動を指示するときはその理由もセットで分かりやすい

言葉で必ず伝えます。例えば、「ゴミはほうきで掃くのではなく、はじくように

とりましょう。-そのほうが、早いよね。見た目もきれいだよね」指示の理由が

分かれば、担当者は自分で工夫してより効率よくより効果的にお客様を

楽しませるように実行できます。

●人罪→人在→人財 257
人材には3種類あります。マイナスとゼロとプラスです。会社に損害を

与えている人はマイナスの人罪です。会社にただいるだけの人は

ゼロの人在です。会社に価値を与えている人はプラスの人財です。

この3つの段階は毎日でもコロコロ上下します。

常に人罪→人在→人財になるように自分で自分を変え続けなければ

なりません。

●一所懸命に生きる 258

宇宙の原子が集まって地球ができ、地球の歴史の一瞬に人類がいます。

偶然に偶然が重なって今 人類が生きています。すぐに人類は消滅します。

人類は今の一瞬一瞬を一所懸命に生きぬかなければなりません。生きている

時間の密度を高めなければなりません。漫然と時を過ごしては偶然を重ねて

くれた天に申し訳ありません。

●満足が贅沢 259

今日では快楽主義者という誤解された意味で使われているエキュピリアン

という言葉があります。この語源となった古代ギリシャの哲学者エピキュロスは

生きていくうえで必要な快楽を追求した。たどりついた頂点は満足という名の

贅沢だった。しかし、その贅沢に必要なものは多くはなかった。小さな庭とそこに

植わっている数本のイチジク・すこしばかりのチーズ・三人か四人の友達。

これだけで彼は十分に贅沢に暮らすことができた。


●この瞬間を楽しもう 260

楽しまないのはよくないことだ。楽しめば気持ちがいいし、免疫力もあがるし、

くだらないことを忘れることもできる。家庭に楽しまない人がたった一人いる

だけで家庭はどんよりと暗くなる。グループや組織でも同じにことだ。

一度しかない人生ならば幸福に生きよう。明日はないかもしれない。

そのためにはこの瞬間に素直に笑い全身で楽しんでおこう。

●多くの人が信じていることを否定するときは慎重にする 261

太陽の光は犬のクソも美人の顔も平等に照らす。自然が作った日にいい日も

わるい日もない。仏滅や大安は人がかってに作ったもの。星座占いは当たる

はずがない。自然科学が発達してきたので、非科学的なことは力を失ってきた。

しかし、人間は神を作って長い間にその神に説明をもとめてきた。神の存在は

疑う余地はなく必要だった。だから多くの人が信じていることを否定するときは

慎重にしなければならない。「王様は裸だ」とか「それでも地球は動く」とか

「神はいない」とかを叫ぶときは理解されるまでは長い時間がかかると覚悟

しなければならない。

  

●環境整備は掃除ではなく戦略 262  

働きやすくするために職場を環境整備します。この整備はたんなる

掃除ではありません。整備するためには必要なものと不必要なものを

判断しなければなりません。そして不必要なものを捨てる行動を

しなければなりません。右と左には同時に行けません。どちらかを

判断してどちらかを捨てなければなりません。捨てれば空いた空間と

時間に空いた戦力を投入することができます。絞り込んだ強いところを

より強くできます。「強いところはより強く、弱いところはより弱く」の

絞り込み戦略で差別化を実行できます。毎日の環境整備の整備で

絞り込み戦略の訓練をします。勝つためには全員が差別化思考を

高めます。なお、絞り込み戦略の対極にあるのが最悪の抱え込み

戦略です。

●こころを養い育てておく  263
幸福はことさら求めようとしても求められるものではない。

ただいつでも受け入れられるこころを養い育てておくのが近づく方法となる。

災いはことさら避けようとしても避けられるものではない。ただいつでも

避けられるこころを養い育てておくのが遠ざかる方法となる。

●積極的になる時と消極的になる時  264
自分の利益になるときは人を押しのけてまで取ろうとはしてはいけない。

すこし消極的なぐらいがいい。しかし他の人の利益になるときは人を

押しのけてまで積極的に取らなければならない。自分のミスは積極的に

直さなければならない。しかし他の人のミスに対しては寛大で

すこし消極的なぐらいがいい。人から受けた恩義は忘れないで積極的に

返さなければならない。しかし人に与えた恩義ははやく忘れるぐらいがいい。

●心が決める地獄と極楽 265
若い修行僧が老師に聞きました。「地獄と極楽はどのようなところですか。」

老師は「地獄も極楽も外見はまったく同じじゃよ。違いはそこに住む人の

心だけじゃ。」といってこのような例え話をしました。地獄でも極楽でも部屋の

真ん中の大釜に湯であがったうどんがある。何人かの前に美味しいつゆも

ある。ただし、長さ1メートルの箸の端をもって食べなければならない。

地獄では頂きますも言わないで、我先に箸を伸ばす。お互いに箸を剣の

ように使って他人の邪魔をする。阿鼻叫喚の図が出現する。うどんは

飛び散り誰もたべることができないから餓鬼道に落ちる。極楽では

みんなで頂きますをしたあとで、お互いに長い箸でうどんをとって

向こう側の人の前のつゆにつけて食べさせてあげる。お互いに

相手に感謝しながら穏やかにたべる。うどんはすこしもこぼれない。

●力を入れすぎない  266
全力量をつかって精魂を傾けて仕上げた作品は失敗作になる。

重苦しい印象があり緊張を強いる。一種の不快さと臭みを放つ。

しかし、四分の三程度の力で仕上げた作品は成功作になる。

どこか大らかな余裕とゆったりした印象がある。一種の健やかさ

と快適さを与える。作品でも仕事でも力を入れすぎないようにする。

●塾と学校の違い            267
塾という字には丸がついている。○をつけて誉める教育をするところ。

学校のもとの學には×が二つもついている。××をつけて叱る教育を

するところ。本当の効果のある教育は○○×ぐらいが丁度いい。

●教育は教より育が困難            268
上の者が下の者に何かを「教える」と上の者は教えたつもりになり、

チェックを怠ります。一度や二度教えても下の者は分かるはずがあり

ません。何度も教え実行させチェックを繰り返さなければなりません。

下の者が体を使って一人で実行できるようにして始めて「育てる」と

なります。「教育」は「教える」より「育てる」ほうがずっと困難です。

いいことはしつっこく強制しなければなりません。

●人を管理しない、仕事を管理する。   269         
人を管理すると好き嫌いが前面に出ます。管理するほうもされる

ほうも感情的になります。仕事を管理すれば客観的になります。

「Aの仕事を、いつ、どのようにやって、いくらの成果を上げたか」を

管理します。その担当者が今回はBさんだっただけです。

誉めたり叱ったりするときも「人」ではなく「仕事」にします。

●改善・改革をしないとお給料は

 上がりません。  270 
人間は保守的です。改善・改革をやりたがりません。しかし、売上が

今年が100で来年も100で再来年も100ならお給料は上がりません。

改善・改革を必死で考えて実行しなければなりません。売上を上げるか

効率化して経費を下げるかしなければお給料は上がりません。

●量を増やして質を変える     271
コミュニケーションは質より量で決まります。人間は変化を嫌います。

1年間に1回長い時間をかけて伝えるより1日に1回短時間でも伝える

ほうが相手を変えることができます。同じことを繰り返し繰り返し量を

重ねれば、自然に質に変化が表れます。

●自分が感動すれば相手も感動する    272
感動は「他人より優れている」時ではなく「いつもの自分より圧倒的に

優れている」時に起こります。いつも60分かかっていた仕事を30分で

仕上げたときは自分で感動します。困難な問題を解決したときも自分で

感動します。メールも相手が翌日の返信を予想している時に3分後に

送れば感動してくれます。自分が感動できるレベルまでやれば相手を

感動させることができます。

●効率よく仕事する人には

効率わるく仕事する人が必要   273
上司は効率よく仕事しなければなりません。そのためには効率わるく

仕事する人が必要です。上司がメールや電話する前には誰かが時間を

かけて資料を用意しなければなりません。上司は部下に効率のわるい

仕事を事前にさせて、自分は効率のいい仕事に集中しなければ

なりません。

●過去と他人は変えられない。

未来と自分は変えられる。       274
失敗するとあのときの環境が悪かったとかあの人が悪かったと考える

人がいます。過去と他人は変えられません。愚痴を言う時間があるなら、

素早く再挑戦します。未来と自分は変えられます。失敗経験を活かして

自分を変えれば、成功の確率は高まります。それでも失敗したらまた

素早く挑戦します。未来に向けて自分を変えつづけて挑戦しつづければ

成功確率はどんどん高まります。

●上司の仕事は部下教育   275
レベルの低い上司は部下には任せられないといって仕事を抱え込みます。

いつも忙しくやがて仕事に嫌気がさします。レベルの高い上司は部下に

仕事のやり方を教育します。複雑な仕事ならシンプルにして仕組み化して

教えます。必要なら外注もします。上司は部下とおなじことをしてはなりません。

任せられる部下をたくさん作ることです。そして任せる範囲をさらに上げる

ことです。上司は部下のできる作業はしません。上司の仕事は部下教育です。

●イエスマンになれ   276
会社トップは部下からの情報を総合判断して決定し指示をだしています。

社員はすぐに「イエス」と言って実行しなければなりません。実行が速ければ

速いほど速く失敗します。速く失敗すれば速く指示のミスが分かるので、速く

修正の指示をだします。小さな失敗を素早く繰り返しながら成功確率を高めて

いきます。しかし、反対意見を繰り返す「ノーマン」は速く実行できないので、

失敗経験を積むことができません。反対だから実行も遅くなります。

成功したいなら「イエスマン」にならなければなりません。

急いでいるときほどいつもの道を行く   277

急いでいるときはあせって、別の近道を行こうとします。その結果、

道に迷い多くの時間を使ってしまいます。 急いでいるときほどいつもの

慣れた道を行きます。ミスはありません。急いでいないときは別の近道を

捜しながら行きます。次回の急いでいるときのために事前に訓練します。

この原則は仕事にも応用します。

ビジョンが描けない時は、今に集中する  278 

変化の激しい戦国時代に貧しい農民だった木下藤吉郎が信長の草履取りに

なった時、日本一の草履取りを目指した。主人の信長が冷たい草履を

履かないように懐に抱いて暖めておいた。信長は藤吉郎が主人の草履を

尻に敷いていたと思って手打ちにしようとした。藤吉郎は必死に訳を話し

信長の信頼を得て最後には天下人の秀吉になった。

変化が激しく将来のビジョンが描けない時は今に集中する。

人一倍今に集中すれば自然に道は開ける。

●反面教師  279 

自分から仕事を作らない。指示されたら、始めにやらない理由を考える。

どうしてもやらなければならないなら、後回しにする。期限があれば、

締切間近になってからする。仕事の質は気にしない。やったことに意義がある

「オリンピック精神」を悪用する。他人に迷惑をかけた意識はほとんどない。

自分は仕事を押し付けられた被害者だから、自分は悪くない。

悪いのは忙しい自分に仕事を押し付けた他人や社会の自分以外全部。

このように考える教師になるな。

 

●小善は大悪に似たり。大善は非情に似たり。 280 

仏教には小善と大善という言葉があります。例えば、自分の子どもが

かわいいばかりに溺愛し、とんでもない大人に育てていく。

これを「小善は大悪に似たり」 といいます。かわいがるのは善いことですが、

ただ甘やかすだけの愛情ではとんでもない大悪をなすことになります。

一方で、「大善は非情に似たり」という言葉があります。

「かわいい子には旅をさせよ」と同じ意味です。かわいいわが子にわざわざ

辛酸を舐めさせて立派に育てていくことです。

非情に見える厳しい経験をさせることが実は大きな愛情なのです。

凡人には、大善は非情に見えるのです。

 

●ダメ幹部 281

会社TOPを中傷する。部下の提案をさっぱり取り上げない。

部下を当たりさわりのない人間にしようとする。夢が持てないような話をする。

変化に対応しようとしない。新しいことに反対ばかりしてチャレンジしない。

いい訳がうまい。自分に甘く他人にも甘い。

●楽しんで学ぶ人 282

人が学ぶとき、学ぶことの大切さを知らない人より知っている人

のほうが優れている。大切さを知っている人より好んで学ぶ人

のほうが優れている。好んで学ぶ人より楽しんで学ぶ人のほうが優れている。

●本当の過(あやま)ち 283

人は誰でも過(あやま)ちを犯す。だが、過ちであることを知って

すぐに改めることができれば、これはもう過ちではない。

しかし、過ちを知っても適当にごまかして改めないことを本当の過ちという。

●占いに頼る弱い人になってはいけない 284
人生の中では大きな判断をしなければならない時が何度かある。

その最終判断は自己責任で判断しなければならない。自己責任で

判断したものならたとえ間違いでも納得できる。次の判断は失敗の教訓を

活かすことができる。ところが判断の苦しさから逃げるために、占いに頼る

弱い人がいる。この人は失敗の責任までも占いの責任にしてしまう。

これでは失敗の教訓を次に活かすことができなくなる。占いに頼る弱い人に

なってはいけない。

●社員満足度は顧客満足度に優先する。 285
会社の顧客を満足させ続ければ安定的な業績を上げる続けることができる。

顧客満足度を高めることは極めて重要である。顧客満足度を高めるためには

社員満足度を高めなければならない。顧客を満足させるのは社員だからである。

会社は社員満足度を顧客満足度に優先して高めるから、

社員は自分より優先して顧客満足度を高めなければならない。

●ビッグカンパニーよりグッドカンパニー   286
ビッグカンパニーは悪くはない。数は力なり、規模は力なり、で業界の

リーダーシップを取ることができる。しかし、変化に対応しにくく必ず内部から

問題が出てきて早く倒産する。自社と取引先の社員とその家族を路頭に迷わせる。

救援のために税金を無駄に使わせる。グッドカンパニーにして内部の社員を

満足にし、顧客の変化に素早く対応しやすくすれば長続きする。

税金を長く払い続けることができる。ビッグカンパニーよりグッドカンパニー

のほうが社会貢献する。

●your countryをyour companyに変える   287

"Ask not what your counrty can do  for you.

 Ask what you can do for your country."

「あなたの国が何をしてくれるかを問うのではなく、

 あなたが国に何が出来るのかを問いたまえ。」

これは第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディの有名な就任演説です。

強い国を作るためには国民が国に頼るのではなく、国民の積極的な行動を

求めています。この演説のyour countryをyour companyに変えれば

強い会社を作ることができます。

●教師の5者の役割   288

教師には5者の役割があります。ひとつは「学者」。

常に新しい学問を研究して生徒に教えます。次に「役者」。

生徒にわかり易く教えます。さらに「易者」。生徒の将来を見据えて

夢が実現するようにします。それから「医者」。生徒の健康や心理状態を

分かってあげます。最後に「芸者」。生徒をあかるく楽しませます。

5者のどれひとつ欠けてもいい教師にはなれません。

●明元素と暗病反 289

プラス思考とマイナス思考は波のようにくり返しやってくる。

しかし自分では今がどちらか分からないことが多い。

プラス思考は「福の神」で自分を豊かにする。明るい・元気・素直が特徴

で、明元素と覚える。マイナス思考は「貧乏神」で自分を貧しくする。

暗い・病的・反抗的が特徴で、暗病反と覚える。他人はあなたが今どちらに

いるかを教えてはくれない。自分で自分の胸に手を置いて暗病反なら明元素に

変えなければならない。力量ある人とは暗病反を明元素にすばやく変えることの

できる人のことである。

 

●真の平等とは、不平等に対しては、

不平等の扱いをすることである。  290

「平等」という言葉を多くの人々は誤解している。条件が違ったケースや人々を

平等に扱えば、それは不平等になってしまうことに気づいていない。

例えば、二人の男性が100メートル競争をするとする。

一人は足を引きずっている100歳、もう一人は20歳の若者.。

この二人が同じ条件で競争できるはずがない。もし「どうしても」というなら、

100歳の男性には90メートル先から走ってもらうなどのハンデを

付けなければならない。つまり、真の平等とは、不平等に対しては、

不平等の扱いをすることである。

 

●悪は徒党を組むが、善は徒党を組まない。 291

自分たちだけが良ければよいのような言動をする人々は総じて徒党を組む。

そして、邪魔となる善良な人々や中間の人々を攻撃したり、圧力をかける。

そして無理矢理自分たちの居心地のよい組織を作ろうとする。

しかし、利他の心をもっている善良な人々は数の威勢を誇ったり圧力を

かけることはしない。正しいことは意図しなくても善良な人々のネットワークが

自然と形成される。社会貢献しない悪の人々の組織は長続きするはずがない。

社会貢献する善の人々の組織は長続きする。

社会貢献しない悪は徒党を組むが、社会貢献する善は徒党を組む必要がない。

 

●後世に いい仕事を残す 292
仕事の本当の報酬は、仕事です。授業でも教材作成でも

事務でも生徒指導でも、いい仕事をしたと自分で実感できるときが報酬です。

更に将来、「あの方はいい仕事を残された」と後世の人から言われれば

本当の報酬です。単にお金や地位のためなどの心が入らない浅い仕事なら

後世にいい仕事を残すことはできません。

●1%のミスは100%のミスになる。293
メール対応・電話対応・来訪対応・授業対応などのすべてがプロの対応

でなければなりません。例え1%のミスでもそれが偶然あたったお客さま

には100%のミスとなります。ミスには至急で誠意を尽くして対応しなけれ

ばなりません。自己弁護の言い訳はイイ訳ありません。

●「物の豊か」と「心の豊か」を両立させる 294
ある調査によると、ハンディキャップのある人に電車やバスで席を譲る人は、

イギリス人が約60%、アメリカ人が約50%に対し、日本人は約16%だといいます。

また、世界では多くの人が飢えに苦しみ、毎日約3万人の人々が飢えて

死んでいます。日本では毎年約3万人の人々が自らの命を絶っています。

日本人は戦後の大困難の中で欧米先進国をモデルに豊かを追い求めて

きました。この過程で「物の豊か」だけを追及して「心の豊か」をないがしろに

してしまったのです。これからは両立させるために、「心の豊か」の方を

高めなければなりません。「心の豊か」を高めるシンプルな方法は物理的な

限界のある物に対しては「足るを知る」ことであり、物理的な限界のない心に

対して「足るを知らない」ことです。

●孫子の文武両道 295
孫子の兵法の説く文武両道は旧制中学の文武両道とは意味の異なる部下を

統率する方法です。「文」は部下を信頼し仕事を部下に任せて自由に処理

させるようにすることです。そして賞罰の賞を多く与えます。こうなると、

いい加減な部下が増えてしまいます。「武」は部下を信頼せず仕事を部下に

任せないで自由に処理させないようにすることです。そして賞罰の罰を多く

与えます。こうなると統制されてしか働かない自主性のない部下が増えて

しまいます。したがって孫子は文で兵を心服させ武で統制する両道をうまく

使い分けられるものだけが良いリーダーになると説きます。

●上の立場で考える 296
いつまでも今の立場にいることはできません。早く成長するためには一つか

二つ上の立場で考えるようにします。そうすれば、上司の仕事も大変さもを

早く分かるようになります。上司の価値判断の理由もだんだん理解できるよう

になります。立場が高くなればなるほど仕事の風景がまったく違って見えます。

ベルサイユ宮殿の鯉 297
ベルサイユ宮殿の池の鯉は観光客がエサを与えるので、ぶくぶく太って

泳がなくなってしまった。これを改善するために、鯉の嫌いなナマズを一匹

入れた。鯉は再び泳ぎはじめてスリムで健康になったという話があります。

組織のトップは部下と同じ池の鯉になるのではなく、部下の嫌いなナマズと

なって組織に緊張感を与え続けなければなりません。

 

●損して得とれ 298
目先の短期の間は自分は損するようにして、相手の得になるようにします。

そうすれば長い間には大きな利益をえることになります。これは物理的に

はじめに値引きしたり安売りすることではありません。サービス精神をもって

相手のしてほしいことを積極的にすることです。それが人の信用となって

長い間には大きな得になるのです。これは商売だけでなく、人間関係にも

当てはまります。

 

●足(た)るを知る 299

これは中国・春秋時代の老子の有名な言葉です。

「足(た)ることを知る者は富めり。強(つと)めて行う者は志あり」

に基づいています。つまり持てるもので満足することを知る者

こそが本当に豊かなのであり、そのように自分に強いて行動できる

者こそが、その目指す幸福を得るのような意味です。地球上の

物質には限定があります。人間はこの限定のある物質的欲望の

追求を抑え、限定のない精神的欲望を追求すように変わらなければ

なりません。このまま人類が物質的欲望を追求すれば、

地球は必ず破滅します。

 

●簡単に手に入ったものは簡単に出ていきます 300

簡単に集めたお客さんは簡単に来なくなります。簡単に身に着けた技術は

簡単にすたれてしまいます。簡単に覚えた知識は簡単に忘れてしまいます。

簡単にできた仲間は簡単に離れて行きます。簡単に作られた会社は簡単に

つぶれます。簡単に手に入れたお金は簡単に出ていきます。簡単に手に

入ったものには必死の努力や強い志がありません。心のないものは環境が

少し変わっただけで簡単に出ていくのは当然です。

●楽しくなる欲望を燃やす 301
人生は積極的に生きなければなりません。だから欲望を捨てるような

消極的な生き方は間違いです。大いに欲望を炎のように燃やさなければ

なりません。しかし、欲望には燃やせば燃やすほど苦しくなる欲望と

燃やせば燃やすほど楽しくなる欲望と二種類あります。豊かな人生は

楽しくなる欲望を炎のように大きく燃やすことで実現できます。

●思いやりの心 302
思いやりのやさしい心は誰にでもあります。思いやりの心で人に

接して自分自身の心に感じる快さや嬉しさは格別なものがあります。

キリスト教にもあります。「恵まれたときより恵んだときのほうが

喜びが大きい」や「救われたときより救くったとき

のほうが嬉しい」などです。医師が「先生、おかげさまで治りました」

と言われたときや、教師が「先生、おかげさまで合格しました」と

言われると相手の喜びよりも自分自身の喜びが一段と大きくなります。

思いやりの心で人に接するのは自分自身のためなのです。

●凡人・真人・至人 303
人には凡人と真人(しんじん)と至人(しじん)がいます。

凡人は自分の嫌いな人、憎らしい人、疎ましい人、恨めしい人を

自分に近づけないで排斥しようとする。真人は自分の心に瞬間的に

憎らしいとか嫌だとか感じるものがあっても、そういう人を決して退けない。

進んでそういう人と穏やかに親しい関係を続けようとする。ただし、

その人の良くないところには迎合しない。清濁併せ飲んでその人を

排斥しない。さらに進んで至人になると仲よくして組しないばかりでなく、

その人を自然に良いほうに導くことができる。

簡単なことからする 304

複数のことがあったら、簡単なことからします。

難しいことや相手のあることは自分だけではすぐにできないことがあります。
簡単なことならすぐにできます。簡単なことがひとつ終わったら、直ぐに次の

簡単なことをします。このようにすれば難しいことも相手のあることも
できてしまうことがあります。

●いつも天が見ている 305
「これをやっても分からないからいいじゃないか」とか

「誰も見ていないからずるいことをしても構わない」

と考える時があります。これは間違いです。

必ずバレます。苦しくなって自分から告白することもあります。

人生の勝利者になるためにはいつも天が見ていると思って

正々堂々と言動しなければなりません。

 

●言い訳、いいわけない 306
すぐに言い訳をする人がいます。言い訳はその人の

口から出て、口から一番近いその人の耳から脳に入ります。

言い訳は自分で自分を洗脳します。言い訳しそうになったら、

「言い訳、いいわけない」と7回言うと洗脳を直すことができます。

●人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 307 

この公式は、稲盛和夫が平均的な能力しか持たない人間が偉大な

ことをなしうる方法はないだろうかという問いに、自らの体験を通じて

答えたものです。以下は稲盛和夫本人の説明をそのまま引用します。

能力とは、頭脳のみならず健康や運動神経も含みますが、多分に

先天的なものです。しかし、熱意は、自分の意志で決められます。

この能力と熱意はそれぞれ0点から100点まであり、それが積で

かかると考えると、自分の能力を鼻にかけ、努力を怠った人よりも、

自分には頭抜けた能力がないと思って誰よりも情熱を燃やして

努力した人の方が、はるかに素晴らしい結果を残すことが

できるのです。そして、これに考え方が加わります。考え方とは、人間

としての生きる姿勢であり、マイナス100点からプラス100点まで

あります。つまり、世をすね、世を恨み、まともな生き様を否定する

ような生き方をすれば、マイナスがかかり、人生や仕事の結果は、

能力があればあるだけ、熱意が強ければ強いだけ、大きなマイナス

となります。素晴らしい考え方、つまり人生哲学を持つか持たないかで、

人生は大きく変わってくるのです。

マイナス思考はイエスバットで対応する 308

人間の脳はプラス思考とマイナス思考を同居させることはできません。

従ってマイナス思考には始めにイエスと同意してから、バットとプラス

思考で対応するようにします。例えば部下が不満を述べてきたら

イエスと同意してからバットとして上手く対応します。必要な改善点は

直ぐに実行します。生徒・保護者が成績が上がらないと言ってきたら

始めにイエスと同意してから、バットとして原因と対策を伝えます。

約束したことは必ず実行します。自分がマイナス思考にもなったときも

同じです。バットから入ると感情を傷つけることがあるので人は聞く耳を

持たなくなり失敗します。

「できない理由」を考える時間があるなら

「できる理由」を1つ考える 309

変化を嫌う人は新しいことが「できない理由」を3つ上げることができます。
それもアッという間にカンタンに思いつきます。それでは「できる理由」は
と聞くと驚いて黙ってしまいます。「できない」と思ったらもう努力しないから

本当にできません。「できる」と思えば考えつづけるからやがてできます。
できない理由を考える時間があるなら、できる理由を1つ考えます。

マイナス思考がプラス思考に変わればできる理由はどんどんでてきます。

できると思えばその仕事は半分終わったと同じです。

恋と愛の違い 310
恋という字は心が下に付いている。「下心」があるから相手から奪おうと

する。愛という字は心が真ん中に付いている。「真心」があるから相手に

与えようとする。恋から愛へ心を高めなければならない。

かならず変える 311

アメーバから人間のような複雑な生物ができたのは突然変異を

くり返したからです。一説によると突然変異は2秒半に1回あるそうです。

突然変異が積み重なると全く別のものになります。会社という組織も

同じです。去年と同じことをするとかならず負けます。会社の最大の

敵は時代の変化です。時代の変化に勝つためには、仕組みも発想も

やり方も毎年かならず変えなければなりません。変化には良い変化と

悪い変化があり、変えるときはどちらにすればよいか分からないことが

あります。しかし、悪い変化と分かればすぐにまた変えます。「かならず

変える」という文化があれば時代の変化について行くことができます。

成績は収穫期に上がる 312
生徒・保護者から成績が上がらないとよく言われます。英語は

階段のような科目です。基本が分かるまでは上がりません。

基本の分からない冬の時期から種まきの春を経て、葉の生い茂る

夏になります。夏は成長はしても実はなりません。秋の収穫期になって

やっと実がつきます。しっかりした実をつけるには時間がかかります。

階段を一段一段登ってやっと成績が上がります。一夜漬けで上がった

成績は一夜漬けで下がります。奇跡などはありません。英語の成績を

本当に上げるためにはコツコツ努力しなければなりません。


●プラス思考は「福の神」マイナス思考は「貧乏神」 313
プラス思考は「福の神」で自分を豊かにするパワーを与える。マイナス思考

は「貧乏神」で自分を貧しくするパワーを与える。プラス思考は明るい・元気

・素直で,めい(明)げん(元)そ(素)の3つです。マイナス思考は暗い・病的・

反抗的で、あん(暗)びょう(病)はん(反)の3つです。プラス思考とマイナス

思考は1日に何度も繰り返してきます。力量を高めて、マイナス思考になっ

たら直ぐにプラス思考に変えるのが自分のためになります。

●直前に確認する 314

入会申込書や口座振替依頼書や講習講座申込書にはミスがあります。

宅急便のサインなどにもミスがあります。作成したメールにもミスがあります。

自分の行動には慣れてくればくるほどミスがでます。電車の運転手さんのよ

うに行動の直前に確認するようにすればミスは防げます。

はじめに優先順位を決める 315

仕事は限られた時間の中で成果を上げる行動です。仕事は時間との勝負です。

時間との勝負である以上、優先順位をつけて取り組まなければなりません。優

先順位=重要性×緊急性です。全ての仕事はこの図の1 2 3 4に当てはまります。

レベルの低い人ほど1や2の重要性の低い仕事にバタバタ追われます。レベルの

高い人は3や4の重要性の高い仕事をします。4の仕事はとても大切です。1や2の

仕事をやらないか、効率化や仕組み化する頭脳の仕事です。4の仕事は時間の

ある休日にじっくり考えるといい案が浮かびます。優先順位はコロコロ変わります

から1つの仕事が終わったら、はじめにまた優先順位を考えます。どうしてもレベ

ルの低い人バタバタの人ははじめに簡単に直ぐできる仕事を片付けます。先をみ

て片付けると他の仕事は不要になることがあります。

「儲」は「信者」から 316

儲けるという字を分割すると信者になります。つまり儲けるためには信者を作らな

ければなりません。信者を作るためには回りや地域の人達から尊敬されなければ

なりません。尊敬されれば自然に儲かります。

聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥 317

知らないことは沢山あります。力量のある人は、聞くは一時の恥ですから、誰にでも

直ぐに聞いてしまいます。聞く人がいなければネットなどで調べてしまいます。とに

かく直ぐに行動します。力量のない人は「そんなこともしらないのか」と言われるのが

怖いので、人に聞こうとしません。行動力がないのでネットなどで調べようともしませ

ん。実際にあった例で言えば、小文字の「小」の書き順を間違ったままの人がいまし

た。直さなければ一生の恥です。

自分の利益を考えるとかえって自分の利益になりません 318

自分の利益を増やそう残そうとすればするほど判断基準がぶれます。迷いが生

まれ良い判断ができません。反対に自分の利益を後回しにすれば、良い判断が

できます。どれを選ぼうがいつ実行しようが、どのように実行しようが物事は

気持ちよく進んでいきます。自分の利益を考えるとかえって自分の利益になり

ません。

●器用より不器用のほうがいい 319

器用ですらすらと上手く行ったとしてもあまり意味がありません。なぜ上手く

いったのかを他人に教えることができないからです。不器用でできなかった人

は何度も努力して苦労してできるようになります。できない人に上手く教える

ことができます。不器用な人ほど次の世代に貢献します。

リーダーの重い責任 320

「リーダーもみんなと一緒に手を汚してほしい」、「リーダーも現場に細かく

指示を出してほしい」そんな声を耳にすることがあります。部下たちが汗水を

流しているときにリーダーが動かずに考え事をしていれば、そんな愚痴を吐き

たくなる気持ちもわかります。しかし、リーダーは作業を行うべきではありま

せん。組織全体を動かして未来を変えるという重い責任があるからです。リー

ダーがやるべきことは人一倍 周囲に目を配り、みんなが気持ちよく動けるよう

な規則を考えたり、お互いがお互いを助け合えるような雰囲気をつくることで

す。そして組織の調子が良いときも悪いときも、自分の都合は後回しにして組

織のために尽くすことです。これができていればリーダーの役割は十分です。

無尽蔵に掘り出せるもの 321
自分の外側にあるものは、強く求めたからといって得られるとは限りません。

財産や名誉や人脈などは、得ても自分のものではないのでいずれ失います。

自分の内側にあるものは強く求めれば得られます。礼儀約束を守る気持ちや弱

いものを助ける気持ちや正義感や知識や内面を高める気持ちは、得れば自分の

ものなので失うことはありません。自分が努力さえすれば無尽蔵に掘り出せま

す。

自分から走り出せ 322

足並みが揃うのを待たず死にものぐるいの人が自分から走り出せば、全員がそ

の勢いに引っ張られて本気になります。本気になれば一瞬で弱い組織は強い組

織に変わります。織田信長が桶狭間で今川の大軍を破ったのも、豊臣秀吉が中

国大返しで明智光秀を打ったのも、吉田松陰が明治維新を成功させたのも死に

ものぐるいの人が自分から走り出したからです。強いリーダーの下に弱い部下

がいないのはこれが理由です。

●リーダーシップとフォロワーシップ 323
先生は生徒に強いリーダーシップを発揮しなければなりません。生徒は先生に

強いフォロワーシップを発揮しなければなりません。強いフォロワーシップを

発揮できる生徒は強いリーダーシップを発揮できるようになります。これは

会社という組織でも同じです。このリーダーシップとフォロワーシップの根底に

あるのは強い気持ちです。気持ちを高めればテクニックは自然に高まります。

●拙速(せっそく)は巧遅(こうち)に勝る 324
拙速(せっそく)とはつたなくても速いことであり、巧遅(こうち)とはたくみであるが

遅いことです。つまり遅い100点より速い80点のほうがいいということです。

完璧を求めてギリギリに提出したら方向性が違ってはじめからやり直しという

ことがよくあります。大体の方向性が固まったら早く提出して確認してもらう

ほうが早くできます。遅いのは悪です。

●手を後ろに組まない 325
机間巡視やテスト監督や受付などのとき、手を後ろに組む人がいます。

手は組まないでぶらぶら下げて自然体にします。

生徒や保護者に何かあったら直ぐに行動できるようにします。

を組んでいると行動が一瞬遅れます。

最悪の場合は「面倒だから、まあいいか」となり行動力のない人になります。

●「しあわせのうた」童謡 326
木下龍太郎作詞・高井達雄作曲

東に住む人は しあわせ 生れたばかりの 太陽(たいよう)を

一番先(いちばんさき)に 見つけることが できるから

北に住む人は しあわせ 春を迎える よろこびを

誰より強く 感じることが できるから

南に住む人は しあわせ いつでも花の 首かざり

愛する人に 捧(ささ)げることが できるから

西に住む人は しあわせ いつも終わりに 太陽を

明日の空へ 見送ることが できるから

生きていることは しあわせ 悲しいときも あるけれど

未来をいつも 夢みることが できるから

未来をいつも 夢みることが できるから

☆カラオケで歌うと感動します。

 

●三軒の塾 327
三軒の塾が同時に並んでできました。

右側の塾は「日本で一番成績の伸びる塾」、左側の塾は「世界で一番成績

の伸びる塾」。真ん中の塾は一晩考えてこの看板を掛けました。

「入口はこちら」。真ん中の塾は一番生徒が来たとのお話です。発想を変え、

差別化すれば成功します。


因果応報の法則 328

結果には必ず原因があります。善の結果には善の原因があります。

悪の結果には悪の原因があります。世の中は写し鏡です。

相手に善の心で接すれば善が帰ってきます。悪の心で接すれば

悪が帰ってきます。相手によっては帰ってくるのに時間がかかる

こともあります。しかし時間軸を長くすればするほど因果応報の

法則どおりになります。

足るを知るものは富めり(老子) 329

ものには物質的なものと精神的なものとあります。地球上の物質的な

資源には限界があります。だから誰かが得たら誰かが失います。

資源戦争や競争が絶えません。しかし、精神的なものは無限です。

誰かが幸福を得ても誰かが幸福を失うことはありません。

お互いに幸福になれます。だから人は物質的な物には

あるところで足るを知れば精神的な裕福を得ることができます。

百術は一誠にしかず 330
百の技術は一つの誠にかなわないという意味です。

いくらテクニックや知識のある人でも誠のある人にはかないません。

給料はお客様が払い、賞与は社長が払う 331

給料は労働の対価なので払わないのは違法です。 お客様から貰ったものから

社員に支払います。給料はお客様が支払います。賞与は利益の分配です。

ある会社もあればない会社もあります。ある会社も人によって差があります。

利益を出すのは社長の力量です。賞与は社長が支払います。

上司は部下を「えこひいき」する 332

会社活動はライバルから「えこひいき」されるから成り立ちます。

「えこひいき」されるからライバルより売上が上がり利益が出ます。

上司はこのような部下を「えこひいき」して更に成績を上げるようにしなければなりません。

部下は上司に「えこひいき」されるように努力しなければなりません。

「えこひいき」できない上司の平等は悪平等を作ります。

ランチェスター戦略で勝つ 333
イギリスのランチェスターが初めて戦場に飛行機が導入された第1次世界大戦の

イギリスとドイツの撃墜率から導きだした戦略です。

シェアつまり飛行機の数が同じなら撃墜率は引き分け。2位に3倍の差をつければ

完全に圧勝。したがってわが社は狭い地域で差別化して圧倒的なシェアを取って

効率的に戦っています。ライバルが入ってきたら全力で潰してきました。ライバルは

大赤字を出して撤退しました。

受けた恩は石に刻み、与えた恩は水に流す 334
人は多くの人の恩の中で生きています。受けた恩は忘れないようにします。

与えた恩は早く忘れるようにします。皆がこのようにすれば皆が幸せになります。

 

三方良しで判断する 335

物事を判断するときに自分と相手の二者の利害だけで判断する人がいます。

これは正しくありません。必ず第三者がいます。第三者は回りの社会だったり

自然環境だったり生徒保護者だったり、視野を広げればたくさんあります。

判断するときは広い視野でこの第三者を含めた三方良しかどうかで決めなければなりません。 

 


■原則記入方法

※掲載方法  原稿メールを<コピー・貼り付け>する

※●は左詰。上の内容と1行あかせる。

※使用文字  タイトル フォント指定なし・太字18ポイント

          タイトル番号  フォント指定なし・14ポイント

                       本文 フォント指定なし・14ポイント

※段落指定  一行最長35字・意味の句切で段落 (ブラウザーに影響されないように)

※新しく掲載しても文字色は青にせず、黒を使用する。

                   このページの上にもどる